写真・図版

広告大手の電通は24日から、女性新入社員(当時24)が昨年末に過労自殺し労災認定されたことを受け、午後10時の一斉消灯を始めた。長時間労働を抑制するための労務管理見直しの一環で、すべての事業所が対象という。

 同日午後11時過ぎ、東京・汐留の48階建ての電通本社ビルでは、外壁にびっしりと並ぶ窓のほぼすべてが真っ暗だった。

 関係者によると、電通は社員に対し、午後10時までの一斉消灯と退館、さらに午後10時〜早朝5時の深夜業務の禁止などを通達した。午後10時以降は、デスクのスタンドライトをつけることも禁じている。違法な長時間労働が常態化していた疑いがあるとみて、東京労働局などが本社に立ち入り調査した後に通達を出した。