トピックス - 最新エントリー

 ★★シンポジウムのご案内★★

「女性」から考える非正規公務問題

〜会計年度任用職員制度・相談支援業務から女性の貧困まで〜

◆日時◆
2019年9月22日(日)13時30分〜17時(開場:13時)

◆会場◆
東洋学園大学 1301教室(https://www.tyg.jp/access/index.html
・東京メトロ丸ノ内線「本郷三丁目」駅(改札を出て左)徒歩4分
・都営大江戸線「本郷三丁目」駅(改札を出て右)徒歩6分
・JR総武線「水道橋」駅(東口)から徒歩7分
・都営三田線「水道橋」駅(A6出口)から徒歩3分
・東京メトロ丸ノ内線/南北線「後楽園」駅(1〜3番出口)から徒歩7分
◆パネリスト◆
・基調講演:戒能民江・お茶の水大学名誉教授
・コーディネーター:竹信三恵子(ジャーナリスト・NPO法人「官製ワーキングプア
研究会」理事・和光大学名誉教授)
・パネリスト:上林陽治(自治総研・「官製ワーキングプア研究会」理事)、瀬山
紀子(自治体非常勤職員)、山岸薫(ハローワーク非常勤職員)、
渡辺百合子(元NPO法人「げんきな図書館」代表)
◆参加費◆
資料代として500円
◆主催◆
・主催:「女性」から考える非正規公務問題シンポジウム実行委員会
・連絡先・T&ショートメール:090-2302−4908 / Eメール:
kanseiwakingupua1950@yahoo.co.jp
◆趣旨◆
非正規公務員の増加が問題になっている。その4分の3は女性だ。多くが年収200万円そこそこのワーキングプア水準で、DV相談をはじめとした相談員や司書、保育士、学校給食調理員、女性関連施設職員等の公務の基幹的業務に従事している。その事実は、これまで正面から問題化されることは少なく、女性運動の中でも十分には焦点とされてこなかった。だが、そこからは、仝務の軽視による財政難を、女性の低賃金と不安定雇用で乗り切ろうとする行政と社会の姿勢、⊇性が担うケア的公務に対する「家事ハラ」とこれによる住民の生活悪化、その結果、招き寄せられる女性や子どもの貧困・虐待、など、さまざまな問題点が見えてくる。この集会では、公務非正規化の大きな転換として2020年4月から始まる「会計年度任用職員制度」を前に、女性が多くを占めてきた非正規公務の実態と課題をあらためて浮き彫りにするとともに、公務非正規や民間委託で働く現場の声を出しあい、住民にとっても、働き手にとっても、重要な“公務の立て直し”に向けて、いま何が必要なのかについて考えあう場をつくっていきたい。

◆賛同団体◆
ご賛同をいただいた団体:(8月12日現在 ご賛同順26団体)
◆NPO法人官製ワーキングプア研究会 
http://666999.info/kanwork/2016worpoor.html
◆アジア女性資料センター http://jp.ajwrc.org/
◆女性と人権全国ネットワーク http://www.projectjapanwomen.net/
◆特定非営利活動法人女のスペース・ながおか 
http://www.nct9.ne.jp/space_nagaoka/
◆全労働省労働組合(全労働) http://www.zenrodo.com/
◆全統一労働組合千葉市非常勤嘱託職員分会 0552wfvu@jcom.zaq.ne.jp
◆全国婦人相談員連絡協議会 https://zenfusou.jp/index.htm
◆NPO法人全国女性シェルターネット http://nwsnet.or.jp/index.html (HP改築
中)
◆法政大学大学院フェアレイバー研究所 http://fair-labor.ws.hosei.ac.jp/
◆明治大学労働教育メディア研究センター 
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~labored/index.html
◆Labor Now http://www.jca.apc.org/labornow/index.html
◆ウィメンズカウンセリング京都 http://www.w-c-k.org/01.htm
◆フェミニストセラピィ”なかま” https://ftnakama.jimdo.com/
◆ぱあぷる email:papuru1990@hotmail.co.jp
◆性暴力を許さない女の会 https://no-seiboryoku.jimdo.com/
◆連帯労働者組合・杉並 rentai.suginami@gmail.com
◆自治体労働者組合・杉並 rentai.suginami@gmail.com
◆はたらく女性の全国センター(ACW2) http://wwt.acw2.org/
◆おんな・こどもをなめんなよ!の会 namennayo-no-kai@freeml.com
◆女性ユニオン東京 https://www.w-union.org/
◆女性ユニオン東京HELP分会 
◆性暴力禁止法をつくろうネットワーク http://svkinshiho.blog.fc2.com/
◆かけこみ女性センターあいち rsg60362@nifty.com
◆女性労働問題研究会 http://ssww.sakura.ne.jp/index.html
◆ウィメンズアクションネットワーク https://wan.or.jp/
◆ユニオン習志野 https://narashinounion.wixsite.com/unionnarashino
※ この企画は、日本女性学会の研究会助成金を得て実施します。

 

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日本医療福祉政策学会第 3 回研究例会

パネルディスカッション「働き方改革」と地域医療−政策はいかにあるべきか
日時:2019 年 8 月4日(日) 午後 1 時 30 分より、4 時 30 分まで
場所:立命館大学朱雀キャンパス 308 教室(京都市中京区西ノ京朱雀町1、地下鉄・JR 二条駅徒歩 2 分程度) http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/suzaku/
*会場のある3階までは、正面玄関の右手にあるエレベータをご利用下さい。
主催:日本医療福祉政策学会
共催:立命館大学人間科学研究所インクルーシブ社会・医療サービスプロジェクト
趣旨:一般的にいって、医療現場での労働あるいは働き方をめぐる改革では、複雑な二つの課題を追求していくことを要請される。つまり、医療従事者の労働安全、ワークライフバランス、労働生活の質(Quality of Working Life, QOWL)を高めていく課題と、地域医療そして医療機関の機能を維持・向上していくという課題である。今回は、現在日本で争点となっている医師に対する政策のあり方を中心に、「働き方改革」と地域医療に関わる政策的課題を多面的に検討し、政策・研究上の課題を浮き彫りにし、共有したい。
コーディネーター・座長 松田亮三(立命館大学)
報告者<演題はいずれも仮題、敬称略>
1.医師労働力をめぐる政策―理論と経験 松田亮三(立命館大学)
2.必要医師数の推計方法をめぐって 佐藤英仁(東北福祉大学)
3.勤務医の労働と「働き方改革」 植山直人(全国医師ユニオン)
4.病院経営の立場から― 働き方改革にも言及して 吉中丈志(公益社団法人京都保健会)
5.開業医と「働き方改革」 中村暁(京都府保険医協会)
参加申し込み:資料準備の都合上、研究会の5日前まで(7 月 30 日まで)に、下記のウエブのフォームあるいはファックスにて、参加申し込みをお願いします。
(ファックス) 075-465-8245 (宛先:立命館大学人間科学研究所インクルーシブ・医療サービスプロジェクト)。申し込み書式は特に指定しませんが、本研究例会への参加希望に加えて、,柑疚勝↓△棺蠡亜↓K楹慍颪悗硫弾状況、についてのご記載をお願いいたします。
*参加申し込みがなくともご参加いただけますが、配布物は事前に申し込まれた方に優先的にお渡しいたします。また、多数ご参加の場合、会場の都合でお断りする場合がございます。
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〔2019.7.30改訂〕
日韓「働き方改革」フォーラム
 
1. 趣旨
 労働問題に関心を寄せる、日本と韓国の市民、労働者、実務家、研究者が一堂に会して、両国で進められている「働き方改革」の実態と課題を明らかにします。
 日本では、安倍政権によって推進されている「働き方改革」が多くの問題をはらみ、とくに現場で働く人々から、長時間労働や雇用の不安定化など、その新自由主義的な性格が激しく批判されています。フォーラムでは、日本の「働き方改革」の実態と問題点を諸側面から明らかにし、市民や労働組合がそれに対してどのような運動を展開しているかを報告します。
一方、韓国では、日本とは逆に、福祉国家構築を目指す動きが起こっています。ソウル市は、労働者の基本権を保障し、労働組合組織率を向上させる「ユニオンシティ」の旗を市長が率先して掲げ、ソウル市に雇用されている非正規労働者の無期契約職への転換も進めています。これに呼応して、文在寅政権もまた、「労働尊重」を公約の一つとしています。さらに、労働組合や市民運動も主体的に自らの立場を主張し、労働者の基本権を守る運動を多彩かつ強力に進めているのです。
 フォーラムでは、韓国で「労働尊重」の流れを作った核となる人々をお招きし、韓国の現状を報告していただきます。そして、日韓両国の報告者や参加者による議論を通じて、日韓の市民や労働者、実務家、研究者間の緊密な交流関係を創り出していきたいと思います。さらに、労働者が人間らしく働く権利をめぐる問題が、政策決定においてもっとも重要な「軸」の一つとなるべきことを提起し、あるべき「働き方改革」の方向性を示していきます。
 
2. 日韓「働き方改革」フォーラム実行委員会,韓国労働研究院,科学研究費助成事業 基盤研究(C)「韓国における家事・介護労働者の労働実態と組織化に関する研究」(課題番号17K04182研究代表者:横田伸子),科学研究費助成事業基盤研究(S)「雇用社会の持続可能性と労働法のパラダイムの転換」(課題番号15H05726研究代表者:和田肇),科学研究費助成事業 若手研究(B) 「同一労働同一賃金をめぐる労働政治に関する日韓比較」(課題番号17K13680研究代表者:安周永)による共催
 
3. 日時:2019年12月14日(土)   9:30〜18:00
4. 場所:龍谷大学 和顔(わげん)館B201
5. 対象:市民、労働者、実務家、研究者
 学術的であると同時に現場感覚があり、日韓の労働問題についてわかりやすく伝わりやすいものを目指します
 
6. 実行委員会
 実行委員長:西谷 敏 氏(大阪市立大学名誉教授)
 事務局:横田 伸子(関西学院大学教授)
 
7. プログラム(同時通訳あり)
2019年12月14日(土)
9:00〜9:30 受付
9:30〜9:40 開会のあいさつ
       
9:40〜12:10 第1セッション 日韓「働き方改革」の実態と問題点
 座長:横田 伸子(関西学院大学教授)
日本側:上西 充子 氏(法政大学教授)
    「働き方改革の国会審議を振り返って―『多様な働き方』の言葉に隠された争点―」
    熊沢 誠 氏(甲南大学名誉教授)
    「安倍『労働改革』の虚実」
 
 韓国側:イ ビョンフン氏(韓国 中央大学教授)
     「文在寅政権の労働改革の内容とその評価」
     キム ジョンジン氏(韓国労働社会研究所副所長)
     「韓国の地方自治体の労働改革の内容とその評価」 
 コメンテーター:チョ ソンジュ氏(前ソウル市労働協力官)
 
12:10〜13:00 昼食
 
13:00〜14:30 第2セッション 公共部門の労働問題
 座長:イ ジョンヒ氏(韓国労働研究院国際協力室長)
日本側:上林 陽治 氏(地方自治総合研究所研究員)
          「日本の公共サービスの非正規化・民営化の影響と解決に向けた道筋」
韓国側:チョン フンジュン氏(韓国労働研究院研究委員)
     「公共部門の非正規職の正規職化の評価と今後の課題」
 
 コメンテーター:安周永 氏(龍谷大学准教授)
 
14:30〜14:40 休憩
 
14:40〜16:10 第3セッション 企業別労働組合を超えて
 座長:伊藤大一氏(大阪経済大学教授)
日本側:但馬けい子氏(福祉・介護・医療労働者組合(ケアワーカーズユニオン)書記長)
    「介護保険崩壊とケア労働運動」
 韓国側:ナ ジヒョン氏(全国女性労働組合委員長)
     「全国女性労働組合による韓国の非正規女性労働者の組織化」
     チョ ソンジュ氏(前ソウル市労働協力官)
     「社会的脆弱階層の新しい労働運動の流れと可能性」
  コメンテーター:キム クンジュ氏(韓国労働研究院研究委員)
      
16:10〜16:20 休憩
 
16:20〜17:50 第4セッション 労働法制から見た労働時間問題
 座長:イ ジョンヒ氏(韓国労働研究院国際協力室長)
日本側:和田肇氏(名古屋大学名誉教授・特任教授)
    「なぜ長時間労働問題を解決できないのか」
 韓国側:キム クンジュ氏(韓国労働研究院研究委員)
     「韓国における労働時間短縮の法改正過程と評価」
 コメンテーター:中村和雄氏(京都弁護士会 弁護士)
 
17:50〜18:00 閉会のあいさつ
 
 
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全国医師ユニオン 

【企画】7/13 無給医シンポジウム〜実在、無給医! 解決の道筋を探す!!〜を開催します

http://union.or.jp/【企画】713%E3%80%80無給医シンポジウム〜実在、無給医/

投稿日 : 2019年6月19日 最終更新日時 : 2019年6月19日 カテゴリー : シンポジウム・講演等

「無給医」という言葉をご存知でしょうか?

 

文部科学省の定義によると

 

無給医とは、診療(外来・病棟業務等)に従事するも

・給与(本棒及び手当)が未支給である

・一部未支給(例えば、週4日勤務しているのに、2日分しか給与が支給されていないなど)

の医師の事を指します。

 

昨年より「医師の働き方改革」の流れ中で、長時間労働の是正とともに、話題に上がるようになってきた問題です。

 

下記の中山先生の記事に無給医が詳しいです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nakayamayujiro/20181028-00102034/

 

同一労働同一賃金の法則など、本来、労働と報酬はセットであるところ、医師の世界では無給(低給)が罷り通っており、それらもまた、長時間労働などがはびこる原因の一つとして考えられます。(お金がないと生活できないので、バイトするしかない)

 

今回は、医師の労働に詳しい松丸弁護士に基調講演をいただきまして、実際の医療現場の実情について、無給医の先生方と、医師ユニオン代表の植山先生にお話を頂きます。

 

で、最後は会場を含めたディスカッションをしたいと準備しております。

7月13日、是非ともお時間をつくって、ご参加頂けますと幸いです。

 

日 時:2019年7月13日(土)15:30〜18:00(15:00開場)

場 所:中央大学駿河台記念館 420会議室

(千代田区神田駿河台3-11-5)

登壇者:産科医 (医師)

無給医

松丸 正 (過労死弁護団全国連絡会議代表幹事、弁護士)

植山直人(全国医師ユニオン代表、医師)

主 催:全国医師ユニオン

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 お知らせ

6月15日(土)過労死・過労自殺110番を実施します (2019/05/15)
◆全国一斉 過労死・過労自殺110番◆
 
 大阪過労死問題連絡会では、いつでも、働き過ぎや職場でのハラスメント等で脳・心臓疾患、精神障害などを発症して苦しんでおられる方、亡くなった方について、労災・公務災害申請、使用者の責任を問う民事請求等のご相談に無料で応じています。
 
そして、毎年1〜2回、過労死弁護団全国連絡会議と連携して全国一斉で、また大阪独自に休日に電話での無料相談を実施しています。
今年も以下の日程で、全国一斉の無料電話相談を行います。相談には、連絡会所属の弁護士が担当します。秘密は厳守し、ご相談頂いた内容が外に漏れることはありません。
 ご自身のこと、ご家族やお知り合いの方について、お気軽にご相談ください。
 
 ⬛️日  時:2019年6月15日(土)10:00〜15:00
 ⬛️電話番号:06ー6364−7272(常設ホットラインの番号と同じ)
 ※ ご相談は無料です
 ↓
2019年6月15日 MBS昼のニュース
 
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 『働きすぎの時代』(岩波新書)の中国での翻訳出版 

(松丸正弁護士ブログより転載)2019年5月23日 http://matumaru-blog.cocolog-nifty.com/blog/

過労死問題の著述と運動に尽力し、昨年8月に亡くなられた森岡孝二関西大学名誉教授の岩波新書『働きすぎの時代』が、中国で翻訳出版(タイトル『過労時代』)されたことを毎日新聞(5月20日朝刊)が報じています。
昨年の過労死防止学会(当時、森岡氏が代表)でも、中国、韓国の過労死関係者が、それぞれの国の働きすぎと過労死の現状を報告しました。
働きすぎ、そして過労死の問題が日本にとどまらず、グローバルな問題となっていることを示す記事として紹介します。

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※過労死防止学会ホームページ(http://www.jskr.net/)からの転載です。 

過労死防止学会第5回大会:分科会・コンビニ問題を追加しました http://www.jskr.net/annnai/1324/

 過労死防止学会第5回大会の分科会に、
「24時間社会と「夜休む権利」――コンビニを中心に」
をテーマとして、第6分科会を追加しました
 
詳細は以下通りです:
 
5月26日(日)9時30分〜12時 分科会
 
第6分科会 コンビニ分野   司会:北健一(ジャーナリスト) 22号館203教室
 テーマ:24時間社会と「夜休む権利」――コンビニを中心に
 松本実敏 セブンイレブン東大阪南上小阪店オーナー
  「24時間営業中止に踏み切った経験から」
 高橋義隆 コンビニ加盟店ユニオン副委員長(ファミリーマート加盟店オーナー)
  「過労で倒れた父からコンビニをひきついで」
 飯塚盛康 社会保険労務士
  「セブン共済の分析から浮かぶコンビニオーナーの在職死亡」
 姫井由美子 元参議院議員・司法書士
  「フランチャイズ規制をめぐる国会質疑から」
 佐々木司 労働科学研究所上席主任研究員
  「睡眠研究から考える「夜休む」ことの意味」
 
なお、特別分科会の会場は、22号館204教室に変更しました。
 
詳しいプログラムは[こちらをご覧ください] http://www.jskr.net/annnai/1298/
大会詳細・会場案内は[こちらをご覧ください] http://www.jskr.net/annnai/1289/
 
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 過労死防止学会第5回大会のご案内

 
〔以下は、過労死防止学会ホームページからテキスト部分のみを転載。
詳しくは、直接アクセスしてください。〕
 
[※「第5回大会案内」のPDF版(ダウンロード)はこちらをご覧ください]
[※「第5回大会プログラム」はこちらをご覧ください]
 
過労死防止学会第5回大会は、2019年5月25日(土)〜 26日(日)、京都・龍谷大学深草キャンパスを会場に、開催されます。
 
昨(2018年)年6月29日、多くの問題点が指摘されたにもかかわらず、この国の政府は「働き方改革」関連法を強行採決しました。そしてこの4月から「時間外労働時間の上限規制」、「有給休暇取得を企業への義務づけ」、「勤務間インターバルの普及促進」、「産業医の機能強化」、「高度プロフェッショナル制度の創設」が施行され始めました。これらの法律が長時間労働の削減と過労死・過労自殺の解消にどれほどの効力を発揮できるのか、むしろそれを危惧する声が聞かれます。昨年の大会案内に、故・森岡孝二代表幹事の次のような文章が載せられています。「政府は『働き方改革』を押し通そうとしていますが、かえってそれは、労働時間の規制を外す制度を創設し、1ヶ月100時間に及ぶ長時間残業を容認する点で、過労死防止の流れに逆行するのではないかという批判を招いています」。このような警告に耳を傾けることなく法案採決が強行されたことに、憤りを感じているのは当学会会員だけではないでしょう。
 
しかし、長時間労働の解消と過労死ゼロの実現はむしろこれからの取組いかんではないでしょうか。2014年に制定された「過労死等防止対策推進法」は「過労死ゼロ」を目指す「大綱」を定め、それを周知・報告することを政府に義務づけています。長時間労働の実態、休日と休息時間の実態を明らかにし、問題点を分析すること、改善に向けた取組を強化することがますます重要になっているのではないでしょうか。当学会の年次大会がそうした取組の一助になればと願っています。
 
そこで今大会は、「『働き方改革』関連法制定1年、いま再び長時間労働を問う」をメインテーマとして開催します。初日の午後に特別シンポジウム「『働き方改革』関連法制定1年、各分野から成果と課題を問う」として、マスコミ関係、家族の会、研究者から報告していただき、議論します。
 
2日目の午前中は分科会で、各分野での長時間労働と過労死・過労自殺問題について討論します。特別分科会として「森岡孝二研究」を設置し、昨年急逝された森岡孝二氏(当学会設立発起人代表)が描いた未来と私たちの課題を議論します。2日目午後の共通論題セッションでは「『働き方改革』関連法制定1年、職場の健康その実態を問う」をテーマに、金子雅臣さん(職場のハラスメント研究所所長)、天笠崇さん(精神医学者・代々木病院)、佐々木司さん(労働科学者・大原記念労働科学研究所)による報告と討論が行われます。
 
なお、当学会では初めての企画ですが、初日の午前中に、龍谷大学・京都産業学センターによる協賛企画「まともな働かせ方をしている企業の経営者に聴く」と題する講演(佐々木智一さん・佐々木化学薬品蠎卍后砲鰺縦蠅靴討い泙后
 
初夏の京都に是非ともお出かけください。非会員の参加も歓迎ですし、お知り合いで参加希望の方がおられれば、大会当日、会場受付で資料代として参加費1,000円(全日程参加も可)をお支払いくださるようお伝えください。会員は無料です。
 
2019年4月8日
代表幹事 黒田兼一
 
過労死防止学会第5回大会 概要
 
日程・場所
2019年5月25日(土)〜26日(日)
龍谷大学深草キャンパス   京都市伏見区深草塚本町67 [下記の地図参照]
アクセス 京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
 
スケジュール
 
第1日  5月25日(土)
午前 10:45〜12:00 〈龍谷大学・京都産業学センター協賛企画〉22号館102教室
午後  12:30〜13:15 幹事会      22号館106教室
14:00〜17:00 特別シンポジウム 22号館101教室
17:10〜18:00 会員総会・森岡先生追悼企画 22号館101教室
18:10〜20:00 懇親会深草キャンパス生協 22号館地下2階・ホールB
 
第2日  5月26日(日)
午前  9:30〜12:00 分科会 22号館 1階・2階教室
 
第1分科会−101教室、第2分科会−102教室、第3分科会−103教室
第4分科会−201教室、第5分科会−202教室、第6分科会−203教室
特別分科会−204教室
 
午後 13:00〜16:00 共通論題 22号館101教室
 
受付  22号館1階ホール
休憩室 22号館107教室    学会事務室・幹事会 22号館106教室
 
出欠確認
過労死防止学会ホームページの第5回大会出欠回答欄<http://www.jskr.net>から
送信してください。
 
懇親会費と弁当代
懇親会は第1日目5月25日(土)の終了後、午後18時10分〜20時まで、
会場と同じ22号館の地下2階の龍谷大学生協で行います。ぜひご参加ください。
懇親会費は一般会員4,000円、家族会員および学生・院生会員3,000円です。
 
予約と準備の都合上、参加回答とお振り込みは5月8日(水)までにお願いします。
 
5月26日(日)の弁当(1,000円)を注文される方も事前(5月8日(水)まで)にお申し込み、お振り込みください。日曜日のため会場周辺の食事ができる店は限られます。
 
振替口座
郵便振替口座番号 00900−8−331656  加入者名 過労死防止学会
 
龍谷大学深草キャンパス   京都市伏見区深草塚本町67
アクセス 京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
 
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 医師の長時間労働や夜間診療が医療過誤をもたらす? 睡眠不足による悪影響を見ながら国民的議論を求める.

 
安全な医療のための「働き方改革」
立ち読みPDF
 
著者 植山 直人 著 , 佐々木 司 著
通し番号 999
ジャンル 書籍 > 岩波ブックレット > 医療・科学
シリーズ 岩波ブックレット
刊行日 2019/04/05
ISBN 9784002709994
Cコード 0336
体裁 A5 並製 ・ 88頁
定価 本体620円+税
在庫 在庫あり
 
この本の内容
医師にはなぜ,過労死ラインの倍の残業時間が許されるのか? 連続30時間を超える労働や夜間診療の恒常化はわたしたちに何をもたらす? 万人に共通な睡眠不足による悪影響を科学的にふまえたうえで論じる.問題の解決は医療過誤をなくすだけではない.厚労省で医師の働き方が検討されている今こそ未来のための国民的議論を求む!
 
目次
はじめに
第1章 日本の医療は安全か――日本の医師労働の実態と医療事故の危険性
第2章 睡眠のメカニズムと過重労働の危険性
第3章 医師の過労死はなぜ起きる――過重労働と歪んだ医療政策
第4章 豊かな社会を目指して
おわりに――バカンスの取れる国,日本へ
参考文献
 
著者略歴
植山直人(うえやま なおと)
1958年福岡県生まれ.鹿児島大学医学部卒業.東北大学大学院経済学研究科修士(福祉経済学専攻).現在,全国医師ユニオン代表,医療生協さいたま行田協立診療所勤務,行田市医師会理事,ドクターズデモンストレーション代表世話人.内科医として在宅医療,産業医として労働安全衛生に力を注ぐ.著書に『起ちあがれ!日本の勤務医よ――日本医療再生のために』(あけび書房)がある.
 
佐々木司(ささき つかさ)
1965年秋田県生まれ.千葉大学大学院自然科学研究科修了.博士(理学).労働生理学者.現在,(公財)大原記念労働科学研究所上席主任研究員.主な研究課題は過労死・過労自死の理論労働科学研究,労働者の慢性疲労と睡眠に関する研究,労働者の健康を念頭においた睡眠評価法の開発.著書に『ルールがわかれば変わる看護師の交代勤務』(看護の科学社)がある.
 
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 「森岡孝二の描いた未来 ――私たちは何を引き継ぐか

森岡孝二先生を追悼するつどい」は、2019年2月23日に行われ、
338名の方々にご参加いただきました。
 
 
 
  
 
 
 
※開会あいさつ 青木圭介(京都橘大学名誉教授) 文章PDF
 
森岡孝二追悼の集い「開会のあいさつ」   青木圭介(京都橘大学名誉教授)
 
森岡さんは、慢性心不全という持病が急に悪化して、昨年8月1日に亡くなりました。かかりつけの医師は、「人工弁の入った状態でよく動いてきた」と家族に言われたそうです。これを聞いた時、私は何とも言えない気持ちになったことを覚えています。
 1985年に 在外研究中の森岡さんは心臓血栓で倒れ、ロンドンの病院に緊急搬送され、帰国してから、大阪の循環器病センターで、人工弁を入れていました。しかし、森岡さんは、日常はたいそうお元気で、研究に教育に活動に精力的にとりくんでいて、医師に「病を押して、30年以上の間、よく頑張った」と言われるような状態だったとは、思っていませんでした。
 
 森岡さんは経済学者、すぐれたマルクス経済学者でした。当時は「独占資本主義論の森岡」と呼ぶ人があるほど、切れ味鋭い研究を発表しています。その主な舞台であった経済理論学会、この学会は伝統のある大きな学会ですが、のちに森岡さんは その代表幹事を務めています。
 
 1980年代後半からは、日本資本主義の宿痾ともいえる労働時間の問題に取り組み、男は残業、女はパート という労働時間の性別二極分化、この日本資本主義の構造を分析し、批判しました。森岡さんの労働時間研究は、「過労死110番」、1988年にはじめられたこの運動と、それを担ってきた松丸弁護士や川人弁護士の経済学に対する批判、「経済学者は賃金のことばかりやって、過労死の温床となっているサービス残業や異常に長い労働時間について、なぜ研究しないのか」という批判に、こたえるものに発展していきました。
 
 さて、話すべきことはここからです。
 
 2014年に関西大学を退職した時、森岡さんは 「私は社会運動家になる」と宣言しました。森岡さんはもともと社会運動家だったと思います。京大で指導を受けた、島恭彦先生は自治体問題研究所を設立されましたし、池上惇先生は基礎経済科学研究所を立ち上げられました。いずれも、すぐれた学者であると同時に、時代を切り開く社会運動家でありました。森岡さんは、大学紛争という激動の中で、まだ大学院生の時代だったと思いますが、「経済学研究のあり方と民主主義的共同研究体制」という論文を発表し、「大学における研究集団と、生活苦からの解放のために理論を求める民衆との結合は、常に新しい問題を提起し、より創造的な科学の展開を生み出すであろう」と書いていました。こうして森岡さんは、基礎研という社会運動を引っ張り、大阪第三学科という研究会を中心に、「働きつつ学ぶ」労働者研究者を育てる運動に取り組みました。
 森岡さんが退職にあたって「社会運動家になる」と言ったのは、次のような意味を込めていたのではないかと思います。近年、労働運動や政治運動のような旧来からある運動ではなく、「新しい社会運動」ということが言われるようになりました。環境、女性、新しい貧困、格差、身分社会化、過労死、それにサステナビリティやディーセントワークなど、時代の必要から始まった社会運動を強く意識して、森岡さんは「新しい社会運動」と呼んでいました
 その社会運動のネットワークの結び目として、現在の「NPO法人 働き方ASU−NET」を結成しました。ASU−NETのASU エー、エス、ユーは、Activist活動家、Support支援、Union共同という意味だ ということです。事務局の川西さんは、明日のためのネットワーク、アス、我々のためのネットワーク という意味も込めていた、と書いています。
 
それからまた、多くの方に寄稿いただきました、本日の記念誌を見てもわかるのですが、大阪生活と健康を守る会の大口さんや 損保の松浦さんのように、講演活動で接触した方々が、森岡さんの笑顔に引き込まれるかのように、それからも 交流を続けられるというようなことも多かったようです。私は、新しい社会運動の活動家は、笑顔の優しい人がふさわしいと思ってきました。
 
 話を戻しますが、労働時間問題の研究に取り組むとともに、過労死弁護団や過労死家族の会と共に歩み、過労死防止学会、それから過労死防止法の制定 のための運動をすすめました。また、1996年に株主オンブズマンが設立されると、森岡さんはその代表に就任しました。新聞では「大学教授が社長になった」と書かれ、オンブズマンの活動が発展するとともに、代表の森岡さんが紙面を飾ることも多くなりました。
 
 森岡さんは、「劇団きずがわ」の公演で、過労死された平岡さんの役で出演する時も、株主オンブズマンの代表を頼まれた時も、「私は演劇をやっていたので、舞台で踊るのは慣れています」と言って、二つ返事で引き受けました。文化人類学の梅棹忠夫は「請われれば一差し舞える人物になれ」という言葉を残しています。自分にできるところで 責任を担うとともに、もしリーダーに推されたときは、いつでも「立って一曲舞える」よう、日頃から用意をしておけ、というのです。森岡さんは、まさに「請われれば一差し舞える」リーダーシップを持った人であったと思います。
 
 この集いは、「森岡孝二の描いた未来〜 私たちは何を引き継ぐか〜」という名称にしました。新しい社会運動、その活動家たちを支えあう、共同のネットワークの発展 を掲げ、自ら先頭に立って ネットワークを広げてきた、森岡さんの 思想と活動を引き継ぐ、新たな出発点となる集会にしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 
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