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<参院選>隠れ住む「貸倉庫難民」 非正規労働者「ここは底辺」
東京新聞 2019年7月18日 朝刊
 
〔写真〕雑居ビル内の貸倉庫。ドアの向こうは2畳ほどのスペースで、人が寝泊まりしている=一部画像処理
 
 階段を上り、二階のフロアに通じるドアを開けると、狭い通路の両側にドアがずらり。二畳ほどのスペースが薄い板で仕切られている。「グオーン」と空調の鈍い音が響き、踊り場にある共用のトイレや洗い場からはカビの臭いが漂う。
 
 ここは東京二十三区内にある三階建て雑居ビル。にぎやかな商店街にひっそりたたずみ、「レンタルルーム」や「レンタルスペース」と呼ばれる貸倉庫となっている。
 
 「非正規労働者が増え、貸倉庫にまで住むようになった」。生活困窮者の支援者からそんな話を聞いた。窓がない、仕切りの素材が燃えやすいなど住居としての建築基準を満たさないが、利用料金の安さから住み着く人が出てきたという。
 
 夕方、仕事終わりとみられる作業着姿の人や、弁当を手にする人がビルの鍵付きの玄関に吸い込まれていく。運営会社から住むのを禁じられており、利用者の口は一様に重いが、「絶対内緒ですよ」と、二十代の利用者が鍵を開けてくれた。
 
    ◇
 
 午後六時すぎ。幾つかの部屋から物音が聞こえる。Tシャツ、短パン姿の中年の男性はリラックスした様子で用を足しに出てきた。
 
 招き入れてくれた男性によると二十四時間出入りが可能でほとんどの部屋に人が住んでいるという。部屋の中を見ることは拒まれたが、ホームページによると約百室あり、窓がない部屋もある。一部屋の契約額は月三万円程度だ。
 
 運営会社は「物置」や「休憩室」としての用途を示し、住むことは禁じている。だが利用者にとってはアパートより月の支払いが安く、敷金や礼金もない。毎日、入退室手続きが必要なインターネットカフェに比べても、月単位で借りられ、荷物を置いて仕事に行けるため便利。職場の口コミなどで広がり、住む人が増えているという。
 
 男性は道路整備のアルバイトで日銭を稼いでいる。「住んで一カ月ぐらいだが、ここは底辺。狭いし、汚いし、早く抜け出したい」と吐き捨てるように言った。
 
 後日、都内で同じ会社が運営する同種の雑居ビルを訪ね、一階のコインシャワーから出てきた四十代男性に話を聞いた。定職がないため不動産屋からアパート契約を拒まれ、一年前から住んでいるという。今は知り合いの親方の下で建築現場で働き、月の収入は二十数万円。「親方からの仕事がなくなれば、働く場所もなくなる」と、髪を拭いていたタオルで顔を覆った。
 
 雇い止めされた非正規労働者らが寮などを追われ、インターネットカフェで寝泊まりする「ネットカフェ難民」が、世間に知られるようになって十年以上がたつ。生活困窮者を支援してきた立教大大学院特任准教授の稲葉剛さん(50)は「今はネットカフェだけでなく、貸倉庫やサウナ、二十四時間営業のファストフード店などに居住が広がり、実態が見えづらくなっている」と指摘する。
 
 安倍晋三首相は、完全失業率が民主党政権下の4%台から2%台に改善したことを「アベノミクス」の成果だと強調しているが、昨年の国の調査では、雇用者のうち四割が非正規だ。
 
 「団塊世代の大量退職で働き口はあるけれど、労働者は相変わらず低賃金で、雇用も不安定」と稲葉さん。「狭い部屋で寝泊まりすれば体を壊すし、孤立感からうつっぽくなる。生活保護に至る前に、低家賃の公営住宅や家賃補助制度を設けるなどの住居対策が選挙のもっと大きな争点にならないと」と訴えた。
 
 コインシャワーで出会った四十代男性は「頭が悪いから政治はわからない」と投げやりだが、将来は不安だ。最近、同じ現場で働く高齢者に自分の未来が重なる。「物覚えが悪く、作業も遅い。それでもうちで働けなくなればホームレスになると親方も分かっているから、クビにできない」
 
 「俺はそうはなりたくないけど、酒や遊びを控えても金はたまらないし、体もきつくなってきた。どうやってこの生活から抜け出せばいいのか」。力なく話し、倉庫への階段を上っていった。 (原田遼)
 
<生活困窮者の住居> 「オフィス」「倉庫」などとして貸し出され、実際には多人数が寝起きしている建物を、国土交通省は、住居の建築基準を満たさない「違法貸しルーム」と定義。昨年は防火や採光の設備が足りていないとして、全国の都道府県などが1458件の貸主に是正指導した。一方、東京都は2016年度にネットカフェやサウナなど夜通し営業する店舗で実態調査し、住居を失い寝泊まりしている利用者が都内に1日4000人いると推計を出した。
 

 

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 日韓「働き方改革」フォーラム 〔12月14日(土) 京都〕

 
日韓「働き方改革」フォーラム
 
 1 趣旨
 労働問題に関心を寄せる、日本と韓国の市民、労働者、実務家、研究者が一堂に会して、両国で進められている「働き方改革」の実態と課題 を明らかにします。
 日本では、安倍政権によって推進されている「働き方改革」が多くの問題をはらみ、とくに現場で働く人々から、長時間労働や雇用の不安定化など、その新自由主義的な性格が激しく批判されています。フォーラムでは、日本の「働き方改革」の実態と問題点を 諸側面から明らかにし、市民や労働組合がそれに対してどのような運動 を展開しているかを報告します。
 一方、韓国では、日本とは逆に、福祉国家 構築を目指す 動きが起こっています。ソウル市は、労働者の基本権を保障し、労働組合組織率を向上させる「ユニオンシティ」の旗を市長が率先して掲げ、ソウル市に雇用されている非正規労働者の無期契約職への転換も進めています。これに呼応して、文在寅政権もまた、「労働尊重」を公約の一つとしています。さらに、労働組合や市民運動も主体的に自らの立場を主張し、労働者の基本 権を守る運動を多彩かつ強力に進めているのです。
 フォーラムでは、韓国で「労働尊重」の流れを作った核となる人々をお招きし、韓国の現状を報告していただきます。そして、日韓両国の報告者や参加者による議論を通じて、日韓の市民や労働者、実務家、研究者間の緊密な交流関係を創り出していきたいと思います。さらに、労働者が人間らしく働く権利をめぐる問題が、政策決定においてもっとも重要な「軸」の一つとなるべきことを提起し、あるべき「働き方改革」の方向性を示していきます。
 
 2 日韓「働き方改革」フォーラム実行委員会,韓国労働研究院,科学研究費助成事業 基盤研究(「韓国における家事・介護労働者の労働実態と組織化に関する研究」課題番号 17K04182 研究代表者 横田伸子 )),科学研究費助成事業基盤研究(S)「雇用社会の持続可能性と労働法のパラダイムの転換」 課題番号 15H05726 研究代表者 和田肇 )),科学研究費助成事業 若手研究 (B)「同一労働同一賃金をめぐる労働政治に関する日韓比較」 課題番号17K13680 研究代表者 安周永による共催
 
 3 実行委員会
 実行委員長―西谷敏 大阪市立大学名誉教授)
 事務局―横田伸子 (関西学院大学教授)
  
 4 日時:2019年12月14日(土) 9:30〜18:00
 
 5 場所:龍谷大学 和顔(わげん)館
 
 6 対象:市民、労働者、実務家、研究者
   学術的であると同時に現場感覚があり、日韓の労働問題についてわかりやすく伝わりやすいものを目指します
 
 7 プログラム(同時通訳あり)
 2019年12月14日(土)
  9:00〜9:30 受付
  9:30〜9:40 開会のあいさつ
 
  9:40〜12:10 第1セッション 日韓「働き方改革」の実態と問題点
   座長:横田 伸子(関西学院大学教授)
   日本側:上西 充子氏(法政大学教授)
     「働き方改革の国会審議を振り返ってー『多様な働き方』の言葉に隠された争点―」
         熊沢 誠 氏(甲南大学名誉教授)
   韓国側:イ ビョンフン氏(韓国 中央大学教授)
         キム ジョンジン氏(韓国労働社会研究所副所長)
   コメンテーター:韓国側
 
  12:10〜13:00 昼食
 
  13:00〜14:30 第2セッション 公共部門の労働問題
   座長:韓国側
   日本側:上林 陽治 氏(地方自治総合研究所研究員)
   韓国側:チョン フンジュン氏(韓国労働研究院研究委員)
   コメンテーター:安周永 氏(龍谷大学准教授)
 
  14:30〜14:40 休憩
 
  14:40〜16:10 第3 セッション 企業別労働組合を超えて
   座長:伊藤大一氏(大阪経済大学教授)
   日本側:但馬けい子氏(福祉・介護・医療労働者組合(ケアワーカーズ
ユニオン)書記長)
    「介護保険崩壊とケア労働運動」
   韓国側:ナジヒョン氏(全国女性労働組合委員長)
   チョソンジュ氏(ソウル市労働協力官)
   コメンテーター:韓国側
  16:10〜16:20 休憩
 
  16:20〜17:50 第4 セッション 労働法制から見た労働時間問題
   座長:韓国側
   日本側:和田肇氏(名古屋大学名誉教授・特任教授)
   韓国側:キムクンジュ氏(韓国労働研究院研究委員)
   コメンテーター:中村和雄氏(京都弁護士会 弁護士)
 
17:50〜18:00 閉会のあいさつ
 
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全国医師ユニオン 

【企画】7/13 無給医シンポジウム〜実在、無給医! 解決の道筋を探す!!〜を開催します

http://union.or.jp/【企画】713%E3%80%80無給医シンポジウム〜実在、無給医/

投稿日 : 2019年6月19日 最終更新日時 : 2019年6月19日 カテゴリー : シンポジウム・講演等

「無給医」という言葉をご存知でしょうか?

 

文部科学省の定義によると

 

無給医とは、診療(外来・病棟業務等)に従事するも

・給与(本棒及び手当)が未支給である

・一部未支給(例えば、週4日勤務しているのに、2日分しか給与が支給されていないなど)

の医師の事を指します。

 

昨年より「医師の働き方改革」の流れ中で、長時間労働の是正とともに、話題に上がるようになってきた問題です。

 

下記の中山先生の記事に無給医が詳しいです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nakayamayujiro/20181028-00102034/

 

同一労働同一賃金の法則など、本来、労働と報酬はセットであるところ、医師の世界では無給(低給)が罷り通っており、それらもまた、長時間労働などがはびこる原因の一つとして考えられます。(お金がないと生活できないので、バイトするしかない)

 

今回は、医師の労働に詳しい松丸弁護士に基調講演をいただきまして、実際の医療現場の実情について、無給医の先生方と、医師ユニオン代表の植山先生にお話を頂きます。

 

で、最後は会場を含めたディスカッションをしたいと準備しております。

7月13日、是非ともお時間をつくって、ご参加頂けますと幸いです。

 

日 時:2019年7月13日(土)15:30〜18:00(15:00開場)

場 所:中央大学駿河台記念館 420会議室

(千代田区神田駿河台3-11-5)

登壇者:産科医 (医師)

無給医

松丸 正 (過労死弁護団全国連絡会議代表幹事、弁護士)

植山直人(全国医師ユニオン代表、医師)

主 催:全国医師ユニオン

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 お知らせ

6月15日(土)過労死・過労自殺110番を実施します (2019/05/15)
◆全国一斉 過労死・過労自殺110番◆
 
 大阪過労死問題連絡会では、いつでも、働き過ぎや職場でのハラスメント等で脳・心臓疾患、精神障害などを発症して苦しんでおられる方、亡くなった方について、労災・公務災害申請、使用者の責任を問う民事請求等のご相談に無料で応じています。
 
そして、毎年1〜2回、過労死弁護団全国連絡会議と連携して全国一斉で、また大阪独自に休日に電話での無料相談を実施しています。
今年も以下の日程で、全国一斉の無料電話相談を行います。相談には、連絡会所属の弁護士が担当します。秘密は厳守し、ご相談頂いた内容が外に漏れることはありません。
 ご自身のこと、ご家族やお知り合いの方について、お気軽にご相談ください。
 
 ⬛️日  時:2019年6月15日(土)10:00〜15:00
 ⬛️電話番号:06ー6364−7272(常設ホットラインの番号と同じ)
 ※ ご相談は無料です
 ↓
2019年6月15日 MBS昼のニュース
 
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 『働きすぎの時代』(岩波新書)の中国での翻訳出版 

(松丸正弁護士ブログより転載)2019年5月23日 http://matumaru-blog.cocolog-nifty.com/blog/

過労死問題の著述と運動に尽力し、昨年8月に亡くなられた森岡孝二関西大学名誉教授の岩波新書『働きすぎの時代』が、中国で翻訳出版(タイトル『過労時代』)されたことを毎日新聞(5月20日朝刊)が報じています。
昨年の過労死防止学会(当時、森岡氏が代表)でも、中国、韓国の過労死関係者が、それぞれの国の働きすぎと過労死の現状を報告しました。
働きすぎ、そして過労死の問題が日本にとどまらず、グローバルな問題となっていることを示す記事として紹介します。

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※過労死防止学会ホームページ(http://www.jskr.net/)からの転載です。 

過労死防止学会第5回大会:分科会・コンビニ問題を追加しました http://www.jskr.net/annnai/1324/

 過労死防止学会第5回大会の分科会に、
「24時間社会と「夜休む権利」――コンビニを中心に」
をテーマとして、第6分科会を追加しました
 
詳細は以下通りです:
 
5月26日(日)9時30分〜12時 分科会
 
第6分科会 コンビニ分野   司会:北健一(ジャーナリスト) 22号館203教室
 テーマ:24時間社会と「夜休む権利」――コンビニを中心に
 松本実敏 セブンイレブン東大阪南上小阪店オーナー
  「24時間営業中止に踏み切った経験から」
 高橋義隆 コンビニ加盟店ユニオン副委員長(ファミリーマート加盟店オーナー)
  「過労で倒れた父からコンビニをひきついで」
 飯塚盛康 社会保険労務士
  「セブン共済の分析から浮かぶコンビニオーナーの在職死亡」
 姫井由美子 元参議院議員・司法書士
  「フランチャイズ規制をめぐる国会質疑から」
 佐々木司 労働科学研究所上席主任研究員
  「睡眠研究から考える「夜休む」ことの意味」
 
なお、特別分科会の会場は、22号館204教室に変更しました。
 
詳しいプログラムは[こちらをご覧ください] http://www.jskr.net/annnai/1298/
大会詳細・会場案内は[こちらをご覧ください] http://www.jskr.net/annnai/1289/
 
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 過労死防止学会第5回大会のご案内

 
〔以下は、過労死防止学会ホームページからテキスト部分のみを転載。
詳しくは、直接アクセスしてください。〕
 
[※「第5回大会案内」のPDF版(ダウンロード)はこちらをご覧ください]
[※「第5回大会プログラム」はこちらをご覧ください]
 
過労死防止学会第5回大会は、2019年5月25日(土)〜 26日(日)、京都・龍谷大学深草キャンパスを会場に、開催されます。
 
昨(2018年)年6月29日、多くの問題点が指摘されたにもかかわらず、この国の政府は「働き方改革」関連法を強行採決しました。そしてこの4月から「時間外労働時間の上限規制」、「有給休暇取得を企業への義務づけ」、「勤務間インターバルの普及促進」、「産業医の機能強化」、「高度プロフェッショナル制度の創設」が施行され始めました。これらの法律が長時間労働の削減と過労死・過労自殺の解消にどれほどの効力を発揮できるのか、むしろそれを危惧する声が聞かれます。昨年の大会案内に、故・森岡孝二代表幹事の次のような文章が載せられています。「政府は『働き方改革』を押し通そうとしていますが、かえってそれは、労働時間の規制を外す制度を創設し、1ヶ月100時間に及ぶ長時間残業を容認する点で、過労死防止の流れに逆行するのではないかという批判を招いています」。このような警告に耳を傾けることなく法案採決が強行されたことに、憤りを感じているのは当学会会員だけではないでしょう。
 
しかし、長時間労働の解消と過労死ゼロの実現はむしろこれからの取組いかんではないでしょうか。2014年に制定された「過労死等防止対策推進法」は「過労死ゼロ」を目指す「大綱」を定め、それを周知・報告することを政府に義務づけています。長時間労働の実態、休日と休息時間の実態を明らかにし、問題点を分析すること、改善に向けた取組を強化することがますます重要になっているのではないでしょうか。当学会の年次大会がそうした取組の一助になればと願っています。
 
そこで今大会は、「『働き方改革』関連法制定1年、いま再び長時間労働を問う」をメインテーマとして開催します。初日の午後に特別シンポジウム「『働き方改革』関連法制定1年、各分野から成果と課題を問う」として、マスコミ関係、家族の会、研究者から報告していただき、議論します。
 
2日目の午前中は分科会で、各分野での長時間労働と過労死・過労自殺問題について討論します。特別分科会として「森岡孝二研究」を設置し、昨年急逝された森岡孝二氏(当学会設立発起人代表)が描いた未来と私たちの課題を議論します。2日目午後の共通論題セッションでは「『働き方改革』関連法制定1年、職場の健康その実態を問う」をテーマに、金子雅臣さん(職場のハラスメント研究所所長)、天笠崇さん(精神医学者・代々木病院)、佐々木司さん(労働科学者・大原記念労働科学研究所)による報告と討論が行われます。
 
なお、当学会では初めての企画ですが、初日の午前中に、龍谷大学・京都産業学センターによる協賛企画「まともな働かせ方をしている企業の経営者に聴く」と題する講演(佐々木智一さん・佐々木化学薬品蠎卍后砲鰺縦蠅靴討い泙后
 
初夏の京都に是非ともお出かけください。非会員の参加も歓迎ですし、お知り合いで参加希望の方がおられれば、大会当日、会場受付で資料代として参加費1,000円(全日程参加も可)をお支払いくださるようお伝えください。会員は無料です。
 
2019年4月8日
代表幹事 黒田兼一
 
過労死防止学会第5回大会 概要
 
日程・場所
2019年5月25日(土)〜26日(日)
龍谷大学深草キャンパス   京都市伏見区深草塚本町67 [下記の地図参照]
アクセス 京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
 
スケジュール
 
第1日  5月25日(土)
午前 10:45〜12:00 〈龍谷大学・京都産業学センター協賛企画〉22号館102教室
午後  12:30〜13:15 幹事会      22号館106教室
14:00〜17:00 特別シンポジウム 22号館101教室
17:10〜18:00 会員総会・森岡先生追悼企画 22号館101教室
18:10〜20:00 懇親会深草キャンパス生協 22号館地下2階・ホールB
 
第2日  5月26日(日)
午前  9:30〜12:00 分科会 22号館 1階・2階教室
 
第1分科会−101教室、第2分科会−102教室、第3分科会−103教室
第4分科会−201教室、第5分科会−202教室、第6分科会−203教室
特別分科会−204教室
 
午後 13:00〜16:00 共通論題 22号館101教室
 
受付  22号館1階ホール
休憩室 22号館107教室    学会事務室・幹事会 22号館106教室
 
出欠確認
過労死防止学会ホームページの第5回大会出欠回答欄<http://www.jskr.net>から
送信してください。
 
懇親会費と弁当代
懇親会は第1日目5月25日(土)の終了後、午後18時10分〜20時まで、
会場と同じ22号館の地下2階の龍谷大学生協で行います。ぜひご参加ください。
懇親会費は一般会員4,000円、家族会員および学生・院生会員3,000円です。
 
予約と準備の都合上、参加回答とお振り込みは5月8日(水)までにお願いします。
 
5月26日(日)の弁当(1,000円)を注文される方も事前(5月8日(水)まで)にお申し込み、お振り込みください。日曜日のため会場周辺の食事ができる店は限られます。
 
振替口座
郵便振替口座番号 00900−8−331656  加入者名 過労死防止学会
 
龍谷大学深草キャンパス   京都市伏見区深草塚本町67
アクセス 京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約3分
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約8分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
 
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 医師の長時間労働や夜間診療が医療過誤をもたらす? 睡眠不足による悪影響を見ながら国民的議論を求める.

 
安全な医療のための「働き方改革」
立ち読みPDF
 
著者 植山 直人 著 , 佐々木 司 著
通し番号 999
ジャンル 書籍 > 岩波ブックレット > 医療・科学
シリーズ 岩波ブックレット
刊行日 2019/04/05
ISBN 9784002709994
Cコード 0336
体裁 A5 並製 ・ 88頁
定価 本体620円+税
在庫 在庫あり
 
この本の内容
医師にはなぜ,過労死ラインの倍の残業時間が許されるのか? 連続30時間を超える労働や夜間診療の恒常化はわたしたちに何をもたらす? 万人に共通な睡眠不足による悪影響を科学的にふまえたうえで論じる.問題の解決は医療過誤をなくすだけではない.厚労省で医師の働き方が検討されている今こそ未来のための国民的議論を求む!
 
目次
はじめに
第1章 日本の医療は安全か――日本の医師労働の実態と医療事故の危険性
第2章 睡眠のメカニズムと過重労働の危険性
第3章 医師の過労死はなぜ起きる――過重労働と歪んだ医療政策
第4章 豊かな社会を目指して
おわりに――バカンスの取れる国,日本へ
参考文献
 
著者略歴
植山直人(うえやま なおと)
1958年福岡県生まれ.鹿児島大学医学部卒業.東北大学大学院経済学研究科修士(福祉経済学専攻).現在,全国医師ユニオン代表,医療生協さいたま行田協立診療所勤務,行田市医師会理事,ドクターズデモンストレーション代表世話人.内科医として在宅医療,産業医として労働安全衛生に力を注ぐ.著書に『起ちあがれ!日本の勤務医よ――日本医療再生のために』(あけび書房)がある.
 
佐々木司(ささき つかさ)
1965年秋田県生まれ.千葉大学大学院自然科学研究科修了.博士(理学).労働生理学者.現在,(公財)大原記念労働科学研究所上席主任研究員.主な研究課題は過労死・過労自死の理論労働科学研究,労働者の慢性疲労と睡眠に関する研究,労働者の健康を念頭においた睡眠評価法の開発.著書に『ルールがわかれば変わる看護師の交代勤務』(看護の科学社)がある.
 
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 「森岡孝二の描いた未来 ――私たちは何を引き継ぐか

森岡孝二先生を追悼するつどい」は、2019年2月23日に行われ、
338名の方々にご参加いただきました。
 
 
 
  
 
 
 
※開会あいさつ 青木圭介(京都橘大学名誉教授) 文章PDF
 
森岡孝二追悼の集い「開会のあいさつ」   青木圭介(京都橘大学名誉教授)
 
森岡さんは、慢性心不全という持病が急に悪化して、昨年8月1日に亡くなりました。かかりつけの医師は、「人工弁の入った状態でよく動いてきた」と家族に言われたそうです。これを聞いた時、私は何とも言えない気持ちになったことを覚えています。
 1985年に 在外研究中の森岡さんは心臓血栓で倒れ、ロンドンの病院に緊急搬送され、帰国してから、大阪の循環器病センターで、人工弁を入れていました。しかし、森岡さんは、日常はたいそうお元気で、研究に教育に活動に精力的にとりくんでいて、医師に「病を押して、30年以上の間、よく頑張った」と言われるような状態だったとは、思っていませんでした。
 
 森岡さんは経済学者、すぐれたマルクス経済学者でした。当時は「独占資本主義論の森岡」と呼ぶ人があるほど、切れ味鋭い研究を発表しています。その主な舞台であった経済理論学会、この学会は伝統のある大きな学会ですが、のちに森岡さんは その代表幹事を務めています。
 
 1980年代後半からは、日本資本主義の宿痾ともいえる労働時間の問題に取り組み、男は残業、女はパート という労働時間の性別二極分化、この日本資本主義の構造を分析し、批判しました。森岡さんの労働時間研究は、「過労死110番」、1988年にはじめられたこの運動と、それを担ってきた松丸弁護士や川人弁護士の経済学に対する批判、「経済学者は賃金のことばかりやって、過労死の温床となっているサービス残業や異常に長い労働時間について、なぜ研究しないのか」という批判に、こたえるものに発展していきました。
 
 さて、話すべきことはここからです。
 
 2014年に関西大学を退職した時、森岡さんは 「私は社会運動家になる」と宣言しました。森岡さんはもともと社会運動家だったと思います。京大で指導を受けた、島恭彦先生は自治体問題研究所を設立されましたし、池上惇先生は基礎経済科学研究所を立ち上げられました。いずれも、すぐれた学者であると同時に、時代を切り開く社会運動家でありました。森岡さんは、大学紛争という激動の中で、まだ大学院生の時代だったと思いますが、「経済学研究のあり方と民主主義的共同研究体制」という論文を発表し、「大学における研究集団と、生活苦からの解放のために理論を求める民衆との結合は、常に新しい問題を提起し、より創造的な科学の展開を生み出すであろう」と書いていました。こうして森岡さんは、基礎研という社会運動を引っ張り、大阪第三学科という研究会を中心に、「働きつつ学ぶ」労働者研究者を育てる運動に取り組みました。
 森岡さんが退職にあたって「社会運動家になる」と言ったのは、次のような意味を込めていたのではないかと思います。近年、労働運動や政治運動のような旧来からある運動ではなく、「新しい社会運動」ということが言われるようになりました。環境、女性、新しい貧困、格差、身分社会化、過労死、それにサステナビリティやディーセントワークなど、時代の必要から始まった社会運動を強く意識して、森岡さんは「新しい社会運動」と呼んでいました
 その社会運動のネットワークの結び目として、現在の「NPO法人 働き方ASU−NET」を結成しました。ASU−NETのASU エー、エス、ユーは、Activist活動家、Support支援、Union共同という意味だ ということです。事務局の川西さんは、明日のためのネットワーク、アス、我々のためのネットワーク という意味も込めていた、と書いています。
 
それからまた、多くの方に寄稿いただきました、本日の記念誌を見てもわかるのですが、大阪生活と健康を守る会の大口さんや 損保の松浦さんのように、講演活動で接触した方々が、森岡さんの笑顔に引き込まれるかのように、それからも 交流を続けられるというようなことも多かったようです。私は、新しい社会運動の活動家は、笑顔の優しい人がふさわしいと思ってきました。
 
 話を戻しますが、労働時間問題の研究に取り組むとともに、過労死弁護団や過労死家族の会と共に歩み、過労死防止学会、それから過労死防止法の制定 のための運動をすすめました。また、1996年に株主オンブズマンが設立されると、森岡さんはその代表に就任しました。新聞では「大学教授が社長になった」と書かれ、オンブズマンの活動が発展するとともに、代表の森岡さんが紙面を飾ることも多くなりました。
 
 森岡さんは、「劇団きずがわ」の公演で、過労死された平岡さんの役で出演する時も、株主オンブズマンの代表を頼まれた時も、「私は演劇をやっていたので、舞台で踊るのは慣れています」と言って、二つ返事で引き受けました。文化人類学の梅棹忠夫は「請われれば一差し舞える人物になれ」という言葉を残しています。自分にできるところで 責任を担うとともに、もしリーダーに推されたときは、いつでも「立って一曲舞える」よう、日頃から用意をしておけ、というのです。森岡さんは、まさに「請われれば一差し舞える」リーダーシップを持った人であったと思います。
 
 この集いは、「森岡孝二の描いた未来〜 私たちは何を引き継ぐか〜」という名称にしました。新しい社会運動、その活動家たちを支えあう、共同のネットワークの発展 を掲げ、自ら先頭に立って ネットワークを広げてきた、森岡さんの 思想と活動を引き継ぐ、新たな出発点となる集会にしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 
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「森岡孝二先生を追悼するつどい」のお知らせ


森岡孝二の描いた未来 ――私たちは何を引き継ぐか


2019/2/23(土) 14:00〜(開場13:30)
シティプラザ大阪
 大阪市中央区本町橋2番31号(地下鉄堺筋線・中央線 堺筋本町駅 徒歩6分)
  Tel.06-6947-7888 FAX.06-6947-7855


第1部 追悼シンポジウム 14:00〜16:30 旬(シュン)の間にて
  ̄覗で振り返る森岡先生
 記念講演
  毎日新聞新潟支局長 東海林智さん
  「人間らしく働くこと…。働くものと遺族に寄り添い続けた森岡先生を偲ぶ」
 4慙団体によるパネルディスカッション


第2部 追悼レセプション 17:00〜19:00 燦(サン)の間にて


主催 森岡先生追悼のつどい実行委員会


連絡先:
  森岡先生追悼のつどい実行委員会 事務局
   いわき総合法律事務所
   〒530-0047 大阪市北区西天満4丁目4番18号 梅ヶ枝中央ビル7階
   TEL:06-6364-3300  FAX 06-6364-3366 E-Mail: m-tsuito@iwakilaw.com


追悼のつどいにご参加ください


2018年8月1日、私たちの敬愛する森岡孝二先生が逝去されました。森岡先生は、大阪過労死問題連絡会の会長を務め、過労死等防止対策推進法の成立に尽力されるなど、過労死問題で多大な功績を残されたほか、NPO法人株主オンブズマンの代表を務めるなど、多方面でご活躍されました。
 森岡先生が逝去された後、多方面の方々から、森岡先生を惜しむ声とともに、先生を追悼する会を開いてほしいとの問い合わせがありました。生前森岡先生にお世話になった有志が集まって実行委員会を結成し、話し合った結果、2019年2月23日に森岡先生を追悼するつどいを開催する運びとなりました。
 当日は、森岡先生を映像で振り返るほか、親交の深い東海林智さんの講演、関係団体のパネルディスカッションなどを通じ、森岡先生がどのような未来を描いていたのか、私たちは森岡先生から何を受け継ぐべきなのかを考えたいと思います。
 ご多忙中はなはだ恐縮ではございますが、ぜひともご参加ください。なお、当日は平服にてご参加ください。


森岡先生追悼のつどい実行委員会
  共同代表
   青木圭介(京都橘大学名誉教授・前学長)
   松丸 正(弁護士、大阪過労死問題連絡会)
   寺西笑子(全国過労死を考える家族の会代表)
  事務局長
   岩城 穣(弁護士、過労死防止全国センター事務局長)

「森岡孝二先生を追悼するつどい」チラシPDFのダウンロードは、こちら
 

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