新型コロナ労働相談 休業手当不払い/休暇取得やマスク着用認められず… 来月5日、弁護士が電話で助言 /東京 (3/25)

新型コロナ労働相談 休業手当不払い/休暇取得やマスク着用認められず… 来月5日、弁護士が電話で助言 /東京
https://mainichi.jp/articles/20200325/ddl/k13/040/015000c
毎日新聞 2020年3月25日 地方版

〔写真〕電話で労働相談を受け付ける日本労働弁護団の弁護士たち

 新型コロナウイルスの感染拡大による、雇用や労働問題の相談に応じる電話相談を、労働問題に取り組んでいる弁護士で作る日本労働弁護団(徳住堅治会長)が、4月5日を中心に全国29カ所(24日現在)で開催する。同弁護団は、2008年のリーマン・ショックなど雇用に影響を与えることが予想される大規模な出来事や労働法が改正された際などに全国規模の相談を実施している。

 全国一斉相談は、感染拡大の影響が全国的に広がっていることなどから実施する。労働の現場では、休業手当が払われずに休業が命じられた▽休暇を取らせてもらえない▽職場でマスクの着用を認めてもらえない――などの相談がすでに数多く寄せられている。さらに、同弁護団では経済活動の停滞による、正社員の解雇や非正規の雇い止めなどが今後増えることも予想されると見ている。それらの労働問題に詳しい弁護士たちが相談を受け、… 

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