青年の日に有給休暇をと、日青協が呼びかけ

    日本青年団協議会(日青協約15万人)が6月第4金曜日を「青年の日」と定め、全国の青年労働者がこの日に有給休暇をとって地域活動やボランティア活動をすることや、自分たちの労働環境を見つめ直すことを呼びかけている。今年は6月27日がその日。ILO(国際労働機関)が1974年に採択した「有給教育休暇に関する条約」は、労働者が有給で学習や市民活動をする権利を定めている。条約批准と制度実現に取り組んできた日青協は昨年の大会で、この運動を一層進めようと、ILOが条約を採択した日にちなんで「青年の日」を定めた。日青協では「条約が批准され有給教育休暇制度が実現すれば、働く人の学習や活動に取り組む機会が保障される」と訴えている。将来はこの日を「国民の祝日」にすることも視野に入れている。
(連合通信)

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