ベトナム、日本への労働者派遣を拡大の計画 1万人規模に

新華経済 2013年2月19日

【新華社ハノイ】 ベトナム労働・傷病兵・社会省は18日、同国が今年、日本向けに昨年より1000〜1200人多い労働力を輸出する計画だと表明した。同省の海外労働局によれば、昨年、ベトナムから日本に渡った労働者は8800人。日本の労働力需要が拡大していることを受け、今年はさらに増やしたいと説明した。

日本でベトナム人労働者は繊維、電子、機械加工、建築などの分野の仕事に従事し、平均賃金は月720〜1400ドル(約6万8000〜13万2000円)となっている。

同省によれば、ベトナムは今年、9万人の労働者を海外に送り出す計画だ。現在、ベトナムでは100社を超える企業が海外に労働者を派遣する資格を持っている。

(翻訳 崔蓮花/編集翻訳 恩田有紀)

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