大飯原発3号機が停止へ…国内の原発稼働ゼロに

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130901-OYT1T00563.htm
読売新聞 2013/9/1

関西電力は2日、稼働中の大飯原子力発電所3号機(福井県おおい町、出力118万キロ・ワット)を定期検査のため停止させる。
 
8月下旬以降、暑さが和らいで電力需要が下がる傾向にあり、当面は電力供給に支障はない見通しだ。残る4号機も15日に定期検査のため停止する予定で、昨年7月以来、約1年2か月ぶりに国内の原発稼働はゼロとなる。

3号機は2日午後5時ごろから出力を下げ始め、同11時ごろに送電をストップする。3日未明には原子炉が止まる。定期検査では配管などの点検を行う。

原子力規制委員会が7月に導入した新規制基準を踏まえ、使用済み燃料プールに水位計を増設するなどの工事も行う。

関電は、検査後の再稼働に向けて規制委に安全審査を申請したが、敷地内の破砕帯が活断層かどうかの結論が出ておらず、審査は中断状態にある。次の再稼働の見通しは立っていない。

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