高卒求人、0.93倍=来春、3年連続改善−厚労省

時事ドットコム 2013/9/13

 厚生労働省は13日、2014年3月卒業予定の高校生の求人・求職状況(7月末時点)を発表した。就職希望の生徒1人に平均何件の求人があるかを示す求人倍率は、全国平均で0.93倍と前年同期を0.18ポイント上回り、3年連続で改善した。14年春卒業の高校生の就職活動は9月16日に解禁される。

 景気の持ち直しを受け、高校生の就職環境も改善しつつあることが示されたが、全国平均が1倍を超えていたリーマン・ショック以前の状態にはまだ回復していない。

 地域別の求人倍率は全都道府県で改善し、最高が東京の2.84倍、最低は沖縄の0.35倍。11都府県で1倍を上回った。全国の求人件数は前年比18.1%増の17万2297人、求職者数は3.6%減の18万6222人だった。

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