共同通信 2016/4/25
http://this.kiji.is/97254473944596487?c=39546741839462401
長野県軽井沢町のスキーバス転落事故で、厚生労働省は25日、各地のツアーバス運行業者を対象に、運転手の労働環境を調査した結果、労働基準法などの法令違反が85%に当たる166事業所で認められ、是正勧告したと発表した。
違反の主な内訳は、法令の上限時間を超えた労働が95事業所、健康診断の未実施が39事業所、十分な休日を取らせていないのが15事業所。厚労省が196事業所を選び、1〜3月に調査した。
厚労省は、休憩も含めた拘束時間や運転時間の上限を定めた告示への違反状況も調査。61%に当たる119事業所で違反があり、告示で定める最大拘束時間の超過が最も多かった。