朝日DIGITAL 2017年4月25日
http://digital.asahi.com/articles/ASK4T03NDK4SULFA03F.html
広告大手の電通が中部(名古屋市)、関西(大阪市)、京都の3支社で社員に違法な長時間労働をさせた疑いが強まり、厚生労働省は、3支社の幹部3人と法人としての電通を労働基準法違反の疑いで25日に書類送検する方針を固めた。
電通では、2015年12月末に新入社員だった高橋まつりさん(当時24)が過労自殺し、労災認定された。厚労省は昨年11月、違法な長時間労働が全社的に常態化しているとみて、本社(東京)や3支社に強制捜査に入っていた。20日には山本敏博社長から任意で事情を聴いていた。