給与総額、3カ月ぶり減=26万9195円−1月調査

時事ドットコム 2014年3月4日

 厚生労働省が4日発表した1月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上の事業所)によると、基本給や残業代、賞与などを合計した「現金給与総額」の平均は前年同月比0.2%減の26万9195円となった。減少は3カ月ぶり。

 厚労省は、昨年11〜12月に賞与を支払った企業が2012年より多かった反動で、今年1月支給分の賞与が落ち込んだことが給与総額減少の主因とみている。

 基本給などの「所定内給与」は0.1%増の23万9156円で、22カ月ぶりに増加した。残業代を含む「所定外給与」は4.3%増の1万9208円、賞与など「特別に支払われた給与」は14.6%減の1万831円だった

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