http://www.asahi.com/articles/DA3S11754213.html
朝日デジタル 2015年5月15日
写真・図版:労働基準法などの改正阻止を求めるデモ行進=14日、東京都千代田区 (省略)
連合、全国労働組合総連合(全労連)、全国労働組合連絡協議会(全労協)の3団体は14日、労働関連の法案審議が本格化するのを受け、デモにそろって参加した。「雇用が不安定になる」などとして、法案の成立阻止を訴えた。3団体はメーデーの集会やデモ行進を別々に行うことがほとんどで、足並みをそろえて活動することは珍しい。
日本労働弁護団やブラック企業対策プロジェクトなど労働環境の改善に取り組む5団体の主催で、東京都千代田区の日比谷公園から国会議事堂までデモ行進した。2500人(主催者発表)の参加者に、労組3団体からも加わった。
全労連は「労働団体そろって発言できる機会を得た」「誰のための労働法制改革なのか。基本的人権の尊重の憲法の理念にもとる」と呼びかけた。全労協は「労働法制の改悪だ。成立させたら労働者が企業の奴隷になってしまう」、連合は「派遣労働を抜け出せない仕組みは許さない」と主張した。