規制改革推進会議が、副業推進、労働時間管理見直し、日雇い派遣拡大などを審議
□NHK 首都圏 NEWS WEB 副業推進 労働時間管理見直しへ
05月10日 06時30分
柔軟な働き方の実現に向けて副業や兼業を推進するため、政府の規制改革推進会議は、複数の職場で働く人の労働時間を合計して管理するのではなく、それぞれの職場ごとに管理できるよう、制度の見直しを検討することになりました。
副業や兼業の推進に向け規制改革推進会議の検討部会がまとめた報告書では、「労働時間の厳密な管理が副業や兼業を妨げている」と指摘しています。
そのうえで、今の制度では、複数の職場で働く人の労働時間が、合計して1日8時間、週40時間の法定労働時間を上回った場合、副業にあたる事業主が時間外の割り増し賃金を支払うことになっているのを改め、それぞれの職場ごとに管理するよう見直すべきだとしています。
また、30日以内の「日雇い派遣」は、副業として、年収が500万円以上の人に限って認められていますが、所得の低い若者が副業できなくなっているとして年収の要件を引き下げるよう求めています。
規制改革推進会議は、10日の会合で報告書について議論し、来月まとめる答申に盛り込むことにしています。
□規制改革推進会議 議事次第 第44回規制改革推進会議
令和元年5月10日(金) 10:00〜12:00
4号館12階共用1208会議室
( 開会 )
1.介護離職ゼロに向けた一段の両立支援策に関する意見について
2.医療分野におけるデータ利活用促進に関する意見について
3.働き方の多様化に資するルール整備について
4.総合取引所の実現について
( 閉会 )
(資料)
資料1 介護離職ゼロに向けた一段の両立支援策を(PDF形式:150KB) PDFを別ウィンドウで開きます
資料2 医療分野におけるデータ利活用促進に関する意見(PDF形式:268KB) PDFを別ウィンドウで開きます
資料3-1 働き方の多様化に資するルール整備について(タスクフォース八代主査提出資料)(PDF形式:338KB) PDFを別ウィンドウで開きます
資料3-2 働き方の多様化に資するルール整備について(厚生労働省提出資料)(PDF形式:704KB) PDFを別ウィンドウで開きます
資料4-1 金融商品取引所に上場する際の商品市場所管大臣による同意について(案)(経済産業省提出資料)(PDF形式:112KB) PDFを別ウィンドウで開きます
資料4-2 電力先物市場の試験上場の申請(経済産業省提出資料)(PDF形式:172KB) PDFを別ウィンドウで開きます