「過労死110番」長時間労働 パワハラ 過労による病気などの電話相談開催 (5/20)

 「過労死110番」長時間労働 パワハラ 過労による病気などの電話相談開催

ABC NEWS 関西ニュース2019年05月20日19時06分
 
働く現場で起こる問題について、弁護士などが相談を受ける「過労死110番」を広く知ってもらおうと、遺族らがビラを配り呼びかけました。
 
5年前の6月、過労死等防止対策推進法が成立したことから、毎年6月15日には、長時間労働やパワハラ、過労による病気などの働く現場で起こるあらゆる相談を、労働問題に詳しい弁護士などが受け付ける電話相談が全国で実施されます。神戸市のJR元町駅前では、過労死の遺族や弁護士らが「家族の帰りが遅いなど、少しでも気になることがあれば気軽に相談してほしい」と呼びかけました。長時間労働の末、システムエンジニアだった長男を亡くした西垣迪世さんは「何年たっても息子を失った悲しみが癒えることはない」「真面目に働いている人が、幸せになる社会になってほしい」と話しました。相談は、来月15日の10時〜15時まで、0120−313ー343の番号で受け付けています。事前に申し込むと、弁護士や社労士による面談が受けられるということです。また、来月5日には、今年施行された働き方改革関連法の課題などを学ぶ勉強会も開催されます。
 

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