運転手不足で運営厳しく 札幌 畠山氏らバス協会と懇談 (12/17)

運転手不足で運営厳しく 札幌 畠山氏らバス協会と懇談
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しんぶん赤旗 2019年12月17日(火)

(写真)バス協会(左)と懇談する(右から)畠山、菊地の両氏ら=16日、札幌市

 日本共産党の畠山和也前衆院議員・比例予定候補は16日、札幌市にある北海道バス協会を訪れ、利用者の減少や運転手不足などで運営が厳しくなっているバス事業について懇談しました。菊地葉子道議が同席し、道バス協会の佐藤秀典専務理事、三戸部正行常務理事が応対しました。

 北海道の地方の生活路線は赤字が続き、都市間バスなどの利益でつないでいますが、バス協会加盟の45社のうち33社が赤字となっています。

 三戸部氏は「4分の3の事業所がすでに運転手不足です。60、70代が約18%を占め、人員不足はさらに深刻になる」と語り、合同の採用説明会を開催したり、国に2種免許取得期間の短縮を求めたりしていると述べました。

 佐藤氏は、運転手不足の中でも路線を維持しなければならず、「道内では、複数の自治体にまたがり広域で運行している路線が多い。行政が路線維持のため主体的に関わり、支援してほしい」と訴えました。

 地方のバス会社と懇談してきた畠山氏は、各社の人材確保の努力では限界があり「人口減少が続く地域の生活インフラを守るためにも、国や道の支援が求められています」と応じました。 

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