「年100万円不足」が最多/私鉄総連アンケート/組合員多数が賃金に不満
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連合通信 2020/01/11
私鉄総連が2020春闘に向けて行った「全組合員生活アンケート」の中間集計によると、年間賃金総額に「不満」と答えたのは約80・3%。その不足分を尋ねたところ、「100万円程度」が37・4%で最多だった。
アンケートには11月末時点で約8万3千人が回答している。最終集計と分析は2月上旬に公表予定。
年間賃金に「満足」との回答は17・5%にとどまり、大多数が不満を抱いていることが分かった。
年間賃金を2015年と比較すると、200万円台の組合員が2・7ポイント、300万円台が3・9ポイントそれぞれ増加。500万円台は2・8ポイント、600万円以上は5・4ポイント減少している。全体として低賃金層の割合が増えつつある。
暮らし向きについては、「苦しくなった」が44・9%、「変わらない」が48・3%、「楽になった」が6・4%となっている。
〔図〕年収で足りない額
100万(37.4%)、50万(17.4%)、200万(10.6%)、150万(9.9%)、75万(6.2%)、25万(5.7%)、10万(5.0%)、その他(7.8%)
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