救急病院に400億円の報酬増 職員確保し負担軽減が狙い
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2020/2/7 20:08 (JST) ©一般社団法人共同通信社
診療報酬改定による働き方改革
7日に決まった2020年度の診療報酬改定で厚生労働省は、救急医療の実績の高い病院への報酬として、計約400億円を充てることを決めた。勤務医の負担軽減のために、新たな職員確保や労働環境改善に充ててもらう狙い。医師が専門業務に専念できるよう、看護師ら他職種との業務分担も加速させる。
厚労省は、救急車やドクターヘリによる搬送件数が年2千件以上の病院に限り、入院料に5200円を上乗せする。最大900病院が対象で、計約400億円の報酬増となる。
救急搬送が年千件以上の病院に対しても、夜間や休日の患者の受け入れ態勢を強化した場合の報酬を手厚くする。