19年実質賃金0.9%減 2年ぶり減、パート増で (2/7)

19年実質賃金0.9%減 2年ぶり減、パート増で
https://www.47news.jp/news/4497375.html
2020/2/7 09:19 (JST)2/7 09:46 (JST)updated ©一般社団法人共同通信社

実質賃金と名目賃金の前年比増減率推移
厚生労働省が7日発表した2019年の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、基本給や残業代などを合わせた1人当たりの現金給与総額(名目賃金)は月平均32万2689円で、前年より0.3%減った。減少は6年ぶり。物価の影響を考慮した実質賃金は0.9%減で、2年ぶりのマイナスだった。

 厚労省の担当者は「給与の比較的安いパートタイムで働く人が増えた影響で全体が押し下げられた」と分析。パート労働者の割合は前年比0.65ポイント上昇の31.53%で過去最高を更新した。

 

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