【功栄】主治医の復職可能の診断書を提出しても一方的に解雇!
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総合サポートユニオン 2019/09/05 12:58
JR他大手鉄道会社の下請け会社「功栄」(http://koei-kp.co.jp/corp/)という駅構内の広告看板の設置などを行う会社で働いています。
これまで約十年間ほど勤めていますが、会社の問題点としてかねてより不満を抱いていたのは以下です。
1、 長時間労働
個人へ課せられる仕事量が膨大で、労働者のキャパシティを無視し過ぎています。
『昼間会社でやらなければいけない仕事』(取引先との打ち合わせ、書類や図面の作成、駅への立入届の提出など)と『夜に駅などの現場に行かなければならない仕事』(深夜から早朝までの間に、看板の設置・点検などの施工監理業務)をまとめて渡されます。その結果、一日の内に日勤から続けて夜勤に出なければならないような状況が常態化していました。
最長では、朝8時半から日勤を働き始め、夜勤へ入り、翌朝4、5時に会社へ帰ってきて、そのまま日勤に入ることがありました。その日は、約32時間続けて労働という状況でした。また、1週間家に帰れず、会社へ泊まり込みの時もありました。
月平均で残業時間が80時間を超える(厚労省の過労死認定基準を超える)ような状態でしたが、会社側はその事実を認めていません。
2、休憩未取得
元請け・下請けから現場作業の確認連絡等の業務に関わる電話が、携帯電話へ昼夜問わずかかってきて気が休まることもなく、まともに休憩も取れませんでした。
3、安全衛生
上記のような過重労働に加えて、鉄道に関係する業務(線路近接作業)の性質上危険な作業を伴うこともありますが、安全管理が事実上無視されています。特に、2メートル以上の場所で作業床を設置せず作業をすることもあるなど、高所作業における安全設備の不備もありました。
4、残業代不払い
上記のような過重労働をしていましたが、残業代も正当に支払われていません。
5、労災および不当解雇
今年の2月頃から、長期に渡る過重労働によって心身共に限界に達し、精神疾患を発症してしまい休職に入りました。その後、治療の甲斐もあって現在では体調が回復し、復職可能の医師の診断書を会社へ提示し復職を申し出ました。
ところが、会社は、休職期間の満了を一方的に通知し、事実上の解雇をしてきました。休職期間満了前に、診断書を提出していたにも関わらずなのです。
6、不当労働行為(組合加入を理由とした解雇および不利益取り扱い)
会社は、労働組合への加入通知前には、復職やそれに伴うリハビリ就労をしていいと言っていました。しかし、第一回団体交渉の際に、会社は「以前に復職とそれに伴うリハリビ就労についての提案をしたが、君は労働組合に加入したのであの提案は無かったことにする。それを踏まえた上で復職については再考させて貰う」と言ってきました。
私は、その過程であったことは組合に加入をして団体交渉をスタートしただけであるが、それが当初の提案を撤回した唯一の理由なのかと問うと、そうだと回答しました。
これは『労働組合員である事を理由に労働者を解雇したりその他不利益な扱いをしてはならない』という労働組合法に定められた「不当労働行為」に該当します。
経緯は以上のようになります。私としては是非とも復職を認めさせ、会社の常軌を逸した労働環境を内部から是正して行きたいと思っています。
もし、私のような立場で苦しんでいる方がいらっしゃいましたら、労働相談をお寄せください。一緒に労働環境を改善しましょう。