非正規公務員の労働相談ホットライン 2020年2月2日〜3日

非正規公務員の労働相談ホットライン
2020年2月2日〜3日、10:00〜19:00

 雇止め及び会計年度任用職員制度実施に関する不安など非正規公務員の労働相談ホットラインを開設します? 私たちは、非正規公務員及び公共サービス部門で働く労働者の雇止めを初めとする労働相談ホットラインを昨年3月に続き開設することにしました。

 雇止めは、すべての有期雇用職員の問題です。一方、非正規公務員の場合は、これに加え、雇用継続に関する法的保護が一切ないという、一層苛酷な環境に置かれており、毎年度末になると、多くの非正規公務員が雇止めの危機に晒され、抵抗することも許されないまま、職場を去らざるを得ません。

 非正規公務員には、労働契約法が適用されません。 したがって、事業主たる国・地方公共団体の使用者は、非正規公務員を何年使用しようが無期雇用に転換することも、雇用期間を長くすることも義務付けられず、? 恒常的な業務に従事させているにもかかわらず、必要以上に短い期間を定めて非正規公務員を採用し、その有期雇用を反復更新し、いざとなったら解雇に類すべき雇止めを行うという、およそ民間労働者に適用される法環境では許されない行為を「適法」に執行しています。

 さらに地方自治体では今年4月から会計年度任用職員制度がスタートします。既に施行のための条例・規則が制定され、労使協議もされていますが、 制度に関する不安や不満の声が各地から聞こえてきます。また実施 直前になっても制度の存在すら社会的には知られず、様々な混乱も予想されます。そこで、今回は雇用・労働相談に加え、会計年度任用職員制度についてのホットラインを開設することにしました。どうかよろしくお願い致します。 


【画像のテキスト】

緊急!非正規公務員の方へ
「雇い止め」ホットフインを開設します

※「雇い止め」、辞めさせられる、契約更新できないなど

電話 090-2302-4908
電話 080-6775-1743
2月2日(日)、2月3日(月)
相談用メールアドレス: kanseiwakingupua1950?yahoo.co.jp

秘密厳守
非正規公務員問題の経験者や弁護士などが対応します。

 非正規公務員とは、臨時、非常勤職員などの雇用形態で、自治体、病院、ハローワーク、学校、図書館、保育所などの組織で働く非正規の職員を指します。公共サービスに関連する社会福祉協議会、シルバー人材センター、財団、NPO、社会福往法人などでの働き方も対象です。

主催: NPO法人官製ワーキングプア研究会
ホームページ http://kwpk.web.fc2.com/


 

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