佐世保市の食品卸売会社 佐世保市の食品卸売会社 (3/10)

過労自殺裁判 会社側は争う姿勢
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20200310/5030006953.html
NHK News 2020年03月10日 20時15分

佐世保市の食品卸売会社で働いていた当時25歳の男性が自殺したのは、会社が長時間労働させたことが原因だとして、男性の母親が慰謝料などを求めた裁判が始まり、会社側は、全面的に争う姿勢を示しました。

この裁判は、佐世保市の食品卸売会社「協和商工」で働いていた当時25歳の男性が自殺したのは、会社が安全配慮義務を怠り、長時間労働させたことが原因だとして、男性の母親が訴えを起こしました。

労働基準監督署の調査では、男性の自殺の原因として、1か月165時間を超える時間外労働で精神障害を発症し、その後も1か月100時間を超える時間外労働が常態化していたことが指摘され、労働災害と認定されたということです。

母親は、会社と代表取締役に慰謝料など1億1000万円余りを求めています。

10日、長崎地方裁判所で第1回目の口頭弁論が開かれ、母親は「息子は3年間過酷な労働環境におかれ、逃げ場がなかった。若い人が犠牲者にならないよう裁判を起こした」と意見を述べました。

続いて、原告の代理人が「労災認定後も会社からの謝罪はなく、不誠実な対応が続いた」などと説明しました。

一方、会社側は、長時間労働が常態化していたことついて否認し、自殺の原因が業務にあることについて全面的に争う姿勢を示したうえで、労災認定は、会社側の過失責任を認めるものではないと主張し、請求を棄却するよう求めました。

裁判のあと、原告側が会見を開き、男性の母親は「会社に謝罪してほしい。うちの子どもは帰ってきません。帰ってこないけれども、これをきっかけに少しでも会社に職場を改善してほしいです」と話しました。

次の裁判は、6月22日に開かれます。 


「息子は過労自殺」と訴えた母親 初弁論
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-00010001-ncctv-l42
2020/03/10(火) 21:14配信 長崎文化放送

NCCスーパーJチャンネル長崎

 息子が自殺したのは長時間労働が原因として母親が会社に約1億1000万円の損害賠償などを求めた裁判の初弁論が長崎地裁で開かれました。息子は2017年の3月に自殺。25歳でした。2014年に入社した佐世保市の食品販売会社で営業や配送などの業務に当たり1カ月の時間外労働は165時間を超える月もあったといいます。佐世保労働基準監督署は長時間労働で精神障害を発症したことが自殺の原因として労災認定しました。10日の初弁論で母親は「『絶対に定時の時間内には終わらない仕事量。人生に疲れ果てました』などのメモが携帯電話に残っていた」と涙ながらに意見を述べました。会社側は「会社の業務が自殺の原因と特定されておらず安全配慮義務違反には当たらない」として全面的に争う構えです。会見で母親は「うちの子どもは帰ってきません。帰ってこないけどこれをきっかけに少しでも会社が考えてくれれば少しでも職場を改善してくれればもっと労働基準法を守らなきゃいけないということを会社に訴えたい。(息子に対して)お母さん頑張るからねあなたの無念な気持ち会社に対して絶対に謝らせてあげるからってそんな気持ちです」と話しました。次の口頭弁論は6月22日(月)に開かれる予定です。

最終更新:3/10(火) 21:14
長崎文化放送


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