職員１３８人に過去２年分約７３００万円…大阪市 児相職員の夜間賃金一部未払い
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2020/03/13(金) 19:06配信 読売テレビ
読売テレビ
大阪市は、児童相談所の職員に対して、夜間の勤務時間の一部を手当が支払われない休憩時間として扱い、賃金を支払っていなかったと発表した。
大阪市では、これまで児童相談所の職員について、一時保護している児童が就寝中の午前２時から午前７時までを手当が支払わらない休憩時間として扱ってきた。しかし、実際には、起きてきた児童の世話や緊急の入所に備え待機していて、労働から解放されておらず、法律上、賃金を支払う必要がある労働時間にあたることが分かった。
去年、同じような事例で、北九州市が労働基準監督署から是正勧告を受けたため、大阪市でも調べたところ分かったという。このため、大阪市は、職員１３８人に、過去２年分約７３００万円の未払い分の手当を支払うことを決めた。市は「法律の理解が不足していた」とコメントしている。