(現場へ!)官製ワーキングプア:3 「労災に差別」届いた遺族の声
https://www.asahi.com/articles/DA3S14407768.html
朝日新聞 2020年3月18日 16時30分
〔写真〕森下眞由美の眼鏡は娘の佳奈が使っていたフレームのレンズを変えたもの。取材や裁判のときにはこの眼鏡をかける=大分県内
「労災手続きがなくても市長に補償請求ができるから北九州市の条例は違法ではない」。2019年12月23日、福岡高裁1015号法廷。森下眞由美(57)の訴えは再び退けられた。判決が言い渡される間、眞由美はずっと下を向いていた。代理人弁護士の佃祐世(つくださちよ)(47)と「泣くのは勝ったときだけにしよ…