松山大教授らが大学を告訴
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NHK News 03月24日 12時47分
〔写真〕松山大学の法学部の教授らが、時間外や休日に働いた分の未払いの賃金の支払いに大学側が応じないのは、労働基準法に違反するとして、２４日、松山労働基準監督署に刑事告訴しました。
刑事告訴したのは、松山大学法学部の遠藤泰弘教授ら３人です。
遠藤教授らは、昨年度の休日労働や時間外労働について、大学側が未払い賃金の支払いに応じず労働基準法に違反しているなどとしています。
松山大学では、おととし１２月、労使協定の上限を超えて教職員を休日に働かせたうえ賃金を払っていなかったなどとして、労働基準監督署から是正勧告を受けていますが、遠藤教授らによりますと、その後も未払いが残っているなどとして今回刑事告訴に踏み切ったということです。
遠藤教授は、「大学側は労使交渉にも応じず教育機関としてこのようなことがまかりとおるのは地域にとってもよくない」と話していました。
これに対して松山大学は、「事実関係が確認できないためコメントは差し控えたい」としています。