2025年9月以降、労働関連の研究会・シンポジウム等の開催情報が届いています。会員だけでなく、一般の方も参加できる場合、さらに遠方からもZoomなどで参加できる場合も少なくありません。
これらの中でAsu-netの会員や働き方に関連するものを取り上げて紹介します。
また、新たな情報があれば、追加して内容を更新したいと思います。
なお、申込みや問い合わせは、Asu-netではなく関係の団体(主催者)に直接連絡していただきますようにお願いします。 2025年9月2日 swakita
過労死防止学会 第11回 2025年9月6日(土)、9月7日(日) 京都+Web
- 主催団体・問い合わせ先 過労死防止学会 https://www.jskr.net/3307/
- 詳しくは、上記サイトに2日間の大会案内を参照して下さい。
- 会員以外の方は、直接会場に参加申し込むか、Webの場合は、上記サイトから申し込み可能。
- 多様なテーマが取り上げられ、専門部会、分科会(自由論題、海外勤務者の過労死、権利とエンパワー、芸能従事者)、特別企画(過労死等防止対策推進法の意義と限界)、共通論題(教員の働き方改革の現状と課題)など、どのテーマも重要なもので選ぶのに迷うほどです。
- Asu-netの共同代表をされている岩城穣・弁護士は、第1日目(9月6日)の特別企画「過労死防止対策推進法の意義と限界」の中で「法律制定運動から見えてくる意義と限界」で報告をされる予定です。
- 第1日目(9月6日)の専門部会では、昨年のAsu-netのつどいで報告をされた古住公義さん(KBS労組)が「過労死問題と労働組合の役割」(仮)で話される予定です。
職場の人権研究会 2025年9月15日(月・祝日) エル・大阪+Web
深刻な労働問題にどう取り組むか――各野党の政策を聴く
- 主催団体・問い合わせ先 職場の人権研究会 https://syokuba-no-jinken.org/
- 上記サイトからの事前申込みで、会員になっておられない方も参加できます。
- <深刻な労働問題にどう取り組むか――各野党の政策を聴く>
- 登壇者 ぞくぞく決定! 大椿ゆうこさん(社会民主党副党首 前参議院議員)、清水ただしさん(日本共産党 大阪府委員会副委員長)、尾辻かな子さん(立憲民主党 衆議院議員) 、未定(れいわ新選組) (2025年9月2日現在)
- この企画の趣旨について上記主催者のサイトには次のように示されています。
「現在、日本の労働者は、実質賃金の低下、非正規労働者の差別的な処遇、職場の人員不足からくる長時間労働や過重労働、パワハラの横行や絶えることのない過労死・過労自殺、格差の深化とワーキングプアの累積、はては労働組合運動への弾圧など、広い意味での労働問題の深刻さに悩み続けています。 私どもは、関西を拠点に、労働者、市民、研究者、弁護士が協同して、25年にわたり労働問題を立ち入って考え続けてきた超党派の研究団体<職場の人権>です。そして現在、上のような労働問題の改善・解決にとって、野党の活躍、政治の役割ががどれほど大きいかを痛感いたします。」 - 「職場の人権研究会」は、Asu-netとも関心が共通する研究会です。今回の企画は、私自身も大いに関心のあるテーマです。
第13回 なくそう!官製ワーキングプア大阪集会
2025年10月4日(土) エル・大阪+Web
- 主催団体:なくそう!官製ワーキングプア 大阪実行委員会 https://nakusou.jimdofree.com/
- 共催:非正規労働者の権利実現全国会議、NPO・労働と人権サポートセンター・大阪、NPO・官製ワーキングプア研究会、NPO・働き方ASUNET、非正規公務員voices(ヴォイセズ)、民主法律協会、大阪労働者弁護団
- 後援:
全国公立大学教職員連合(公大連)
・賛同団体 公務非正規女性全国ネットワーク(はむねっと)
- 集会の内容は、多様です。とくに会員制をとっていません。当日、現地参加していただくか、Web参加(第3分科会・全体会)の場合は、上記の主催団体のサイトからZoomの事前申込みをお願いします。
- 第1分科会:「会計年度任用職員制度」(2025年実態把握、人手不足の解消は大幅賃金・処遇改善で)。
- 第2分科会:「委託・指定管理・民営化~自治体の責任は!」(・公共サービス委託・民営化の現状、・公共サービスの再構築を考える)
- 第3分科会:「非正規労働者なんでも交流会」会場+zoom
zoomの声だけ参加でも大丈夫!任用、雇用の疑問や職場でのお悩みなど交流しましょう
第3分科会 zoom参加申込フォーム(先着100名) - 全体会 13:00~16:45
「人手不足 公募しても集まらない 会計年度任用職員制度はもう限界」
zoom参加申込フォーム - Part 1 たたかいの現場から
団体・個人から報告予定 - Part 2 動き出した非正規公務員制度~鳥取県短時間勤務職員条例ほか先進自治体の模索
① 「鳥取県短時間勤務職員制度」について調査報告と分析
川村雅則教授(北海学院大学)
②箕面市の処遇改善・一部常勤化
(スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなど)
③いくつかの自治体での賃金制度、処遇の改善事例の紹介 - Part 3 公務非正規とジェンダー差別
「非正規公務問題の中核としてのジェンダー」
竹信三恵子(ジャーナリスト・和光大学名誉教授)+非正規公務員voices - Part 4 自治体議員によるスピーチ~「公共サービスと非正規労働」
(要請中)立憲民主党、日本共産党、社会民主党、新社会党、れいわ新選組、市民派無所属、公務非正規問題自治体議員ネット - Part 5 公共サービスの民間委託の加速化
①民間委託の国の動き、全国・大阪などの概括的な報告
(吹田自治都市研究所岩根良さん)
②西東京市の給食事業者の撤退問題など
③公共サービスを担う民間介護事業者からの告発 - 集会宣言
- 交流会:17:15~19:30
Asu-netは、この集会の共催団体です。副代表の川西玲子さんを中心に、積極的に参加しています。