第5回働き方ネット大阪のつどい(例会)が昨日開催されました。青年労働者、労働組合員、弁護士、生健会会員、研究者、市民など100人が参加し、「名ばかり管理職」をテーマに交流を行いました。「働き方ネット」とは、労働者・法律家・市民が「働き方、働かされ方」を検討し、人間らしく働くためのルールづくりをめざして、2006年9月に発足したユニークな団体です。第1部では、関西大学の森岡孝二教授が「労働時間のコンプライアンス実態とサービス残業」を基調講演、第2部では河村学弁護士が「残業代をめぐる判例の状況」を報告しました。第3部ではリレートークが行われ、ミドリ電化の元店長、偽装個人請負とされ手取り6万円余りの生コン労働者、夫には内緒で監督署告発した妻が報告し、会場からも月200時間の残業を強制させられた労働者が発言しました。