http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015051101001870.html
共同通信 2015年5月11日
連合主催の集会であいさつする民主党の岡田代表=11日午後、国会(省略)
民主党の岡田克也代表は11日、国会内で開かれた連合主催の集会で、企業の派遣労働者受け入れ期間の制限をなくす労働者派遣法改正案について、廃案を目指す考えを示した。12日に衆院で改正案が審議入りするのを前に、安倍政権への対決姿勢を強調した格好だ。
岡田氏は改正案について「政府は派遣労働者のキャリア安定や正社員化につながると言っているが、具体策は何もない」と問題点を指摘した。
その上で「賃金が上がらず、結婚や出産をあきらめる中で少子化も進展している。根源的な問題を含んでおり、国民の理解を得て廃案に追い込みたい」と力説した。