製造業の海外採用「増やす」5割 企業調査で判明

【共同通信】2013/01/20 
 
海外で生産活動をしている製造業の企業の5割が、海外の従業員の採用数を増やす方針であることが20日、労働政策研究・研修機構の調査で分かった。高い製造技能を必要としない製品の生産拠点を中心に、一層の海外移転が進みそうだ。

 調査は2011年11〜12月に実施し、2608社が回答した。

 海外生産している企業は396社(15・2%)あり、このうち海外での採用を「増やす」とした企業は50・5%で、「維持」(40・9%)、「減らす」(3・3%)が続いた。従業員千人以上の企業は「増やす」が88・9%と高く「維持」は11・1%だった。

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