毎日新聞 2013年06月18日 22時26分
日本航空乗員組合(宇賀地竜哉委員長、約1300人)は18日夜、人事賃金制度の見直し要求をめぐり19日に計画していたストライキを回避すると会社側に伝えた。日本航空が明らかにした。19日は始発から平常通り運航する。
日航によると、18日も断続的に労使交渉していた。ストにより、日航グループが運航する国内線の8%に当たる50便の欠航を見込んでいた。
日航グループでのストは、2008年6月に二つの乗員組合が決行し34便が欠航したのが最後で、日航の経営再建後はない。
組合側は、経営再建で利益が上がっているとして、賃金増額やコスト削減の見直しなどを要求していた。(共同)