http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013062801002112.html
共同通信 2013/6/28
厚生労働省は28日、障害者虐待防止法が施行された昨年10月からことし3月末までに、職場で雇い主や上司から虐待された障害者が194人に上るとの集計結果を発表した。最低賃金未満しか支払われなかったなどの「経済的虐待」が164人と最多だった。
同法は、国に年度ごとの集計結果の公表を義務付けており、今回の発表は施行後初めて。虐待を発見した人は、市町村や都道府県へ通報しなければならず、虐待の現場が職場の場合は労働局が雇い主を指導する。
厚労省によると、虐待があったのは133事業所で、虐待された障害者の内訳は知的障害が149人、身体障害が25人など。