SankeiBiz 2013.9.13
日本生命保険が13日発表した敬老の日に関する意識調査によると、「何歳まで働く予定か/何歳まで働く必要があるか」という質問に対し、70代以上の回答者の29・3%が「70〜74歳」、30・7%が「75歳以上(生涯現役を含む)」と答えた。合計すると引退世代の6割が、今後も働く意思を持っているもようだ。
調査したニッセイ基礎研究所は「考えていた以上に衰えを感じず、働き続けたい意欲が増すことを示しているのではないか」と分析している。
全年代でみても51・0%が「65〜69歳」まで働く必要があると答えており、年金の支給開始年齢の段階的引き上げを強く意識した結果となった。
調査は8月1〜30日にインターネットで実施し、全体で1万8069人が回答した。70代以上の回答者数は607人。