「パワハラ療養→有給で給与減」 元社員が審判申し立て

朝日デジタル 2013/9/16

 東京や横浜で音楽教室を運営する「EYS―STYLE」(東京)の元社員(31)が、パワハラで体調を壊し、療養のために有給休暇を取ったところ給与を減らされたとして、同社に損害賠償など約188万円を求める労働審判を東京地裁に申し立てた。

 申し立てたのは6日。申立書などによると、元社員は同社の社長から日常的に「死ね」などの暴言を受け、5月に精神疾患の疑いがあると診断された。療養で有給休暇を10日取ったところ、会社側から給与の10%減額を通告された。元社員は入社時から残業代を受けておらず、申し立てではその支払いも求めた。

 同社は「担当が不在で答えられない」としている。

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