大丸松坂屋、1千人削減へ 消費増税備え希望退職・転籍

朝日新聞 2013年10月9日

 Jフロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は8日、今年度中に従業員を1千人弱減らす方針を明らかにした。約200人の希望退職のほか、約770人を出向中のJフロントのグループ企業に転籍させる。業績は好調だが、来春の消費増税による売り上げ減に備え、人件費の削減に踏み切る。

 大丸松坂屋の従業員は約7600人(出向中の約4300人も含む)いる。希望退職は3月から割り増し退職金付きで募集している。割り増し退職金と、転籍で給与が減る社員への一時金で、計46億円の特別損失を計上する予定。人件費の削減額は38億円になる見通しだ。

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