毎日新聞 2013年10月17日
NPO法人派遣労働ネットワーク(東京)のことしの調査で、派遣労働者の平均時給額は2001年に比べ、19・5%減の1179円だったことが16日、分かった。11年比でも10%減で、労働者派遣法の規制緩和が議論される中、待遇改善も課題といえそうだ。
調査は2〜3年ごとに実施し、今回は4〜8月にインターネットで行った。537人が回答し、平均月収は約17万4千円だった。
01年調査は、1999年の派遣業務の自由化後、最初の集計で、平均時給額は1465円だった。その後減少が続き、ことしは前回11年比で132円減った。(共同)