高校生・就職内定率:92.8% 22年ぶりの高水準

http://mainichi.jp/select/news/20150321k0000m040105000c.html
毎日新聞 2015年03月20日 21時15分(最終更新 03月20日 21時36分)

 厚生労働省は20日、3月に卒業する高校生などの就職内定率(1月末現在)を公表した。高校生の内定率は92.8%(前年同期比2.1ポイント増)となり、22年ぶりの高水準となった。求人数が前年同期より25%増加したのが要因と見られる。
 
 ハローワークを通じて就職を希望した生徒の状況をまとめた。内定率は男子が94.1%(同1.7ポイント増)、女子が91.1%(同2.8ポイント増)。求人数は約31万2000人(同25%増)で、求人倍率は1.8倍(同0.31ポイント増)となった。

 求人の産業別では、製造関連で30%以上の増加が見られた。厚労省若年者雇用対策室では「採用意欲の高まりが内定率を押し上げている」と分析している。【東海林智】
 

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