「自殺原因は年賀状のノルマ」遺族提訴

NHkニュース 2013年12月5日

「自殺原因は年賀状のノルマ」遺族提訴

3年前、さいたま市の郵便局に勤務していた男性社員が自殺したのは、「年賀状の厳しい販売ノルマなど、仕事上の心理的負担による精神障害が原因だ」として、遺族が日本郵便に対し、およそ8000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは、さいたま市のさいたま新都心郵便局で仕分けや配達を担当していて、3年前に職場の窓から飛び降り自殺した当時51歳の男性社員の遺族です。

訴えによりますと、男性は当時、「年賀状などに厳しい販売ノルマが設けられている」と家族に話していて、自分で使うよりも多い枚数を購入していたということです。

また、職場ではミスをした社員が「お立ち台」と呼ばれる台の上に立たされ説明を求められることもあったということです。

遺族は、こうした仕事上の心理的負担によって精神障害になったことが自殺の原因だとして、日本郵便に対しておよそ8000万円の損害賠償を求めています。

これについて日本郵便は「亡くなられたことは非常に残念で、社員・ご遺族に謹んでお悔やみ申し上げます。訴状が届いていないため現時点でのコメントは控えさせていただきます」としています

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