【共同通信】 2014/05/30
厚生労働省が30日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・01ポイント上昇の1・08倍で、17カ月連続で改善した。2006年7月以来、7年9カ月ぶりの高水準で、1992年7月以降の最高値に並んだ。
総務省が同日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は、前月と同じ3・6%だった。
景気の回復傾向に加えて、少子高齢化による人口減少の影響などで幅広い産業で人手不足となり、企業の採用意欲が高まって求人倍率が上がった。
男女別の失業率は、男性が前月比0・1ポイント悪化の3・8%で、女性が前月と同じ3・4%。