大阪でも11月20日に「過労死等啓発月間シンポジウム」をエルおおさか南ホールで開催し、141名 の参加者で成功することができました。 シンポジウムは「大阪労働局」と「大阪府」の後援を得て、来賓として大阪労働局、労働3団体(連合大阪、大阪労連、大阪全労協)からご挨拶をいただきました。労働局、労働3団体が一同に会したのは初めてのことで画期的なシンポジウムとなりました。過労死防止法の成立の意義を実感しました。 来賓挨拶、基調講演、過労死を考える家族の会の方々の訴え、基調報告はいずれも迫力、臨場感に溢れるものですばらしいものでした。特に過労死を考える家族の会7名の訴えは 参加者の胸を打ち涙をさそい「過労死はあってはならないもの」と参加者の心を一つにするものでした。 基調講演の松丸弁護士の「過労死救済元年から過労死防止元年へ」のタイトル の通り過労死防止へ向けての大きなスタートの一歩となりました。 私は、寺西さんとシンポジウムの訴えに回ることによって多くの賛同を勝ち得ることができたことと、シンポジウムの過労死を考える家族の会の訴えと合わせてやはりこの運動は家族の会とともにあることをあらためて痛感しました。 現在、「過労死防止大阪センター」設立に向けて準備を進めてきていますが、力強い運動ができるよう幅広い団体から広く参加者を得て来年の早い時期に設立したいと思っています。 これからもよろしくお願いします。 過労死防止大阪センター(準)事務局長 柏原 英人