2014/11/25 18:29 【共同通信】
経団連の榊原定征会長は25日の記者会見で「収益を拡大し、賃金の引き上げに結び付けねばならないと経済界に呼び掛けたい」と述べ、2015年春闘に向け賃上げを会員企業に促す考えを示した。
榊原氏は、デフレ脱却や経済再生のため「政官民がそれぞれの立場で政策、手だてを総動員しなくてはならない」と強調した。その上で「経済界としては雇用増や、賃金の引き上げが大きな役割になるだろう」と話した。政府にはあらためて規制改革や法人税減税、エネルギー問題への対応を求めた。
また、「総選挙の争点はアベノミクスの評価だ」とし、「各党は経済政策をしっかり示してほしい」と語った。