日立が国内2工場閉鎖 1200人を配置転換

2014/11/25 16:22 【共同通信】

 日立製作所は25日、情報通信分野の事業効率を高めるため、神奈川県小田原市と愛知県豊川市にある2工場を閉鎖すると発表した。それぞれ同じ県内にある別の拠点に統合する。合わせて約1200人の従業員は解雇せず配置転換する。

 小田原では、「ストレージ」と呼ばれるコンピューター用の外部記憶装置を製造していた。この機能を、サーバーなどを手掛ける神奈川県秦野市の拠点に2016年9月末までに従業員約千人を含めて移す。

 豊川は、子会社による現金自動預払機(ATM)の製造拠点だが、16年3月末までに尾張旭市の本社工場に従業員約200人とともに集約する。

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