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Yomiuri Online 2015年02月17日
アラブ首長国連邦(UAE)の航空会社「エミレーツ航空」の元社員3人が、労働組合を結成したため解雇されたとして、同社を相手取り、正社員としての地位確認などを求める訴訟を近く大阪地裁に起こす。
訴状などによると、3人は40歳代の日本人男女で、2012年2〜5月に採用された。大阪市中央区の事務所で主に予約・発券、問い合わせの電話に対応していたが、14年6月、所属するコールセンターの廃止を理由に自宅待機を命じられ、同年9月に整理解雇された。
3人は、上司から他の社員の前でどなられるなどのパワハラを受け、残業代もほとんど支払われなかったとして、13年1月に組合を新たに結成し、同社と団体交渉を継続していた。