http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015040601002482.html
共同通信 2015年4月6日
厚生労働省は6日、労働者の勤務状況と、その後の過労死や病気との関係を長期的に追跡調査することを柱とした過労死防止対策大綱の骨子案を明らかにした。昨年11月施行の過労死等防止対策推進法は政府に大綱策定を義務付けており、6日、労使の関係者や過労死遺族、有識者で構成される協議会に示した。
過労死の要因は未解明な部分も多く、リスク要因と健康への影響の関係を明らかにするのが狙い。政府は夏ごろに大綱をまとめる予定だ。
骨子案は、実態解明のために調査研究を進めることが重要と指摘。将来的に過労死や過労自殺ゼロを目指すと明記している。(共同)