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Yomiuri Online 2015年06月25日
オリックスの経営トップを30年以上務めた同社シニア・チェアマンで元会長の宮内義彦氏(79)に対し、44億6900万円の功労金が支払われたことがわかった。
2014年度の宮内氏の役員報酬は、功労金と役員退任時に支払われる株式報酬などを合わせて計54億7000万円となり、異例の高額だった。
同社が25日に提出した有価証券報告書で判明した。宮内氏は1980年からグループの最高経営責任者(CEO)を務め、昨年6月に経営の第一線から退いた。オリックスの事業をリース業だけではなく、不動産や保険、エネルギーなど多様な分野に広げたことが高く評価されたとみられる。
同社は、功労金は「特に功績が著しい者に対して、退任時に支給する」と位置づけている。