http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2015111800809
時事ドットコム 2015/11/18
無賃労働や赤字の穴埋めを強いられたとして、仙台市の大学4年の男子学生が18日、アルバイト先の経営者を相手に未払い賃金や慰謝料など210万円の支払いを求める労働審判を、仙台地裁に申し立てた。男子学生の代理人弁護士によると、劣悪な労働環境で学業に支障が出る「ブラックバイト」に関する労働審判の申し立ては異例という。
申立書によると、男子学生は昨年4月から仙台市青葉区のバーで勤務したが、同8月〜今年2月分の賃金が支払われない上、店の赤字補填(ほてん)の名目で10万円を支払わされた。
経営者からの脅迫や暴力もあり、最長で40日間の連続勤務を強いられるなどした結果、試験で単位を落とすなど学業に支障が出たと主張している。