新規雇用のバス運転者、実技訓練を要請…国交省

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Yomiuri Online 2016年02月03日

 長野県軽井沢町で15人が死亡したバス事故を受け、国土交通省は3日、全国の貸し切りバス事業者に対し、新たに雇用した運転者の実技訓練などを求める要請書を出した。
 
 今回のバス事故の前には、運転手の男性(当時65歳)がバス運行会社「イーエスピー」(東京都)に対し、「大型バスの運転には不慣れだ」などと話したことが明らかになっている。

 同省によると、貸し切りバス事業者が運転手を雇用した際、座学の研修を受講させることが義務づけられているが、実際にバスに乗る実技訓練は努力義務となっている。3年以内に別のバス事業者で勤務していた場合は研修を受ける必要もない。

 同省は、実技訓練により事業者が運転手の運転技術を確認する必要があると判断した。今後は具体的な訓練時間などを検討し、義務化も視野に議論を進める。
 

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