女性管理職のいる企業の割合は6.6%  なお半数が男性のみ  帝国データ調査

アドバンス・ニュース 2016年8月15日
http://www.advance-news.co.jp/news/2016/08/post-1947.html

 帝国データバンクが15日発表した「女性登用に対する企業の意識調査」によると、対象企業の管理職に占める女性の比率は平均6.6%で、昨年の調査を0.2ポイント上回った。

 このうち、管理職(課長相当職以上)に占める女性比率が「20%以上〜30%未満」の企業が4.3%、「10%以上〜20%未満」が7.4%となり、昨年より各0.3ポイント、1.1ポイント上昇した。しかし、管理職が全員男性という企業も50.0%を占めた。

 政府は2020年までに「指導的地位に占める女性の割合」を30%に引き上げる目標を掲げているが、調査を見る限り、実現にはほど遠いのが実情だ。

 一方、女性活躍推進法によって行動計画の策定が義務付けられている従業員301人以上の企業では81.7%が策定済みだったが、まだ2割近い企業が策定していなかった。努力義務となっている300人以下の企業では49.1%が策定済みだった。

 調査は7月後半、全国の2万3639社を対象に実施し、1万285社から有効回答を得た(回答率43.5%)。13年から調査を始め、今回が4回目。
 

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