朝日 DIGITAL 2016年11月23日
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電通は22日、来年1月に予定していた新春恒例の「電通年賀会」の開催を取りやめると発表した。昨年末に女性新入社員(当時24)が過労自殺し、今月には違法な長時間労働を社員にさせていた疑いで厚生労働省の強制捜査を受けており、「一連の事態を重く受け止めた」としている。
年賀会は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5都市で開催する予定だった。例年は広告主ら計数千人を招き、石井直社長ら役員が出席していた。電通は「労働環境の改善に取り組むとともに、信頼の回復に向けた改革を進めていく」などとしている。