□ 京アニ事件、被害の従業員に労災適用の可能性 京都労働局が見解印刷用画面を開く
〔写真〕放火で死傷者が出た京都アニメーションのスタジオ近くに置かれた花束
京都アニメーションの放火殺人事件で、京都労働局の南保昌孝局長は30日、従業員は就業中に被害に遭ったとみられることから、「労働災害として補償などの給付対象となる可能性が高い」と定例会見で述べた。
一般的に、労災の認定は事件の事実関係や受給資格などを調査して判断される。同局によると、管轄の京都南労働基準監督署(伏見区)を中心に、従業員や遺族からの請求に迅速な対応ができるよう備えているという。
【 2019年07月30日 20時24分 】
□京アニ放火は「労災」 申請出れば「迅速対応」 京都労働局が見解
毎日新聞2019年7月31日 18時15分(最終更新 7月31日 18時49分)
放火された「京都アニメーション」第1スタジオ=京都市伏見区で2019年7月24日午後1時43分、本社ヘリから
京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオで起きた放火殺人事件で、京都労働局は「就労中の災害にあたるとみられ、労災申請が出されれば迅速に調査、対応したい」との見解を示した。死傷した従業員や遺族が補償の対象となる。
既に京都南労働基準監督署が京都府警などと事件現場の調査に着手して…
□京アニ事件、労災の対象に 京都労働局長「迅速に対応」 京アニ放火
朝日新聞デジタル 2019年7月30日18時21分
京都労働局の南保(なんぽ)昌孝局長は30日の定例会見で、京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件について、「多くの方が就業中に被災された可能性が高い」と述べ、今回の事件が労災にあたり、亡くなった従業員の遺族や、負傷した従業員が補償の対象になるとの見通しを明らかにした。
京都南労働基準監督署が労災の観点からすでに調査に着手し、今後、遺族や本人から請求があれば、迅速に対応する方針だという。南保氏は「35人もの方が亡くなられ、心を痛めている」と話した。