(麻生)副総理 消費税判断は9月にも

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130723/k10013245951000.html
NHKニュース 2013年7月23日

麻生副総理兼財務大臣は、閣議のあとの記者会見で、来年4月からの消費税率の引き上げを行うかどうかの判断の時期について、ことし9月初めに発表される4月から6月までのGDP=国内総生産の改定値を見たうえで、できるだけ早期に行うべきだという考えを示しました。

この中で、麻生副総理兼財務大臣は「消費税率の引き上げは国際公約になっており、上げなかったときのほうが大変な影響が出る。予定どおり上げさせていただきたい」と述べ、来年4月から消費税率を今の5%から8%に引き上げるべきだという考えを示しました。

そのうえで麻生副総理は、安倍総理大臣が引き上げるかどうかの判断をことし秋に行う考えを示していることに関連して、「来月12日に発表される、ことし4月から6月までのGDP=国内総生産の速報値が判断の参考になることは間違いない。ただ、9月に発表されるGDPの改定値まで見たほうがより確実であり、決めるタイミングは、遅いよりは早いほうがいい」と述べ、9月9日に発表されるGDPの改定値の結果を見て、できるだけ早期に判断すべきだという考えを示しました。

また、麻生副総理は、消費税率を引き上げれば、景気の落ち込みが予想されるとして「落ち込みをなだらかにするために補正予算を考えていく必要がある」と述べ、今年度の補正予算案の編成を検討する考えを示しました。

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