社会運動取り組む若者が集会 大阪で16日 関西や東京の7団体

朝日新聞2016年3月1日 生活面

労働問題や民主的な社会づくりをテーマに社会運動に取り組む若者が語り合う集会「未来を切り開く連帯」が16日、大阪市内で開かれる。関西や東京の7団体のメンバーが行動を起こした思いや展望を話し、活動分野や世代を超えて学び合う。

労働系からは、若者を使い潰す企業の実態を調べ、ブラック企業の問題を捷起してきたNPO法人「POSSE」(東京)の坂倉昇平さんが参加。労働問題総合誌「POSSE」編集長を務める。

立憲主義や個人の尊厳を訴えてきた「SEALDs KANSAI」(シールズ関西)からは大学4年の寺田ともかさんが参加。働く人を守る規制が崩されつつあることにも、個人の尊厳を軽視する風潮を感じているという。
 
「大切なものが壊されようとしている。活動や世代が異なる人たちとのつながりを大事にしたい」と話す。

ぼかに、ブラックバイトや奨学金制度について相談にのる「関西学生アルバイトユニオン」など労働系3団体、立憲主義などを掲げる2団体の各メンバーが加わる。

16日午後6時半、大阪市中央区のエル・おおさかで。資料代500円。問い合わせは、主催のNPO法人「働き方ASU−NET」(06・6809・4926)へ。(田中章博)

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